夜の京都市動物園で違う雰囲気の動物たちを体験

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8月に京都に行ってきた。
せっかくの京都なので当初は市街地や有名な観光地を散策しようと思っていたのだけれど、季節はお盆休みの真っただ中。僕みたいな観光客でごった返しているのは目に見えていたので、空いていて面白い場所はないかと探して見つけたのが京都市動物園
ちょうど僕が京都に行くときは夜8時まで特別に開園している期間内だったので、夜の動物園を楽しむことにした。

京都市動物園は平安神宮の近くにある。
電車やバスなどアクセスの方法は色々あるが、今回は街並みを楽しむために少し遠めのバス停から20分ぐらいかけて歩いていくことにした。本当はバスや電車を乗り換えるのが面倒だっただけだけど。

昼間は別の用事があったので、それを片付けてから動物園へと向かう。夜の開園だからといって入れ替えなどはなく、昼間に入ってそのまま夜間展示も楽しむことができる。本当は昼過ぎから楽しみたかったけれど今回は間に合いそうにない。
平安神宮と向かいのみやこめっせでは何かの催しが開催されていたが、動物園を見て回る時間がなくなるので今回はパスする。
動物園に着いたのは午後5時。予定していた時刻よりかは大分遅れたけれど、ちょうど涼しくなってきた頃合いなのでかえって良かったかもしれない。
入園料は大人600円。安い。
京都市動物園は7年ほどかけてリニューアルしたようで中はかなり綺麗だった。土地そのものはそんなに広くはないと思うのだけれど、レイアウトの効果か、のびのびと鑑賞することができる。


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入って左手すぐはライオンやトラなどの猛獣エリア。夕方で涼しくなってきていたとはいえ、日中の暑さが堪えたのかライオンとジャガーは日陰で横になっていた。そんな二頭を横目にトラは元気に遊びまわっている。トラなんて普段は映像や写真でしか見ないが、やはり至近距離で実物をみると迫力がすごい。やっぱり格好いいな、トラ。

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猛獣エリアを過ぎると次は野鳥や水禽のエリア。ハヤブサもこのエリアに展示されている。ちなみにハヤブサは猛禽類ではなくインコやスズメの仲間らしい。

このエリアからクマが展示されているエリアへと続いているようだが、当日は通行止めになっていた。
その日はクマ以外にも、ゴリラやマンドリルなどは展示されておらず見ることができなかった(正確にはゴリラは就寝しており、マンドリルはケージに近寄ることがでなかっただけで遠目からは見ることができた)。
昼間訪れていないので、そもそもその日は展示が休みだったのか、夜間だけ閉鎖していたのかは分からない。動物の中には少しの環境の変化がストレスになる子もいると思うので、多分後者の理由だろう。
ゴリラは見たかったので少し残念だったが、夜間の開園はあくまでも人間の都合なのでこれは仕方がない。そもそも遅く来た自分が悪いんだし。

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その後、全く動かないワニとどちらが先に動くか我慢比べをしたり、

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ゾウのエリアで水浴びするするゾウを見て和んだり、

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バクの赤ちゃんを見てほっこりしたり

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カバにちょっとビビったり

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上からキリンを見下ろしたりして、閉演時間ギリギリまで動物園を楽しんだ。
やはり夜は涼しくて気持ちがいい。心無し動物たちも同じように感じているように見えた。

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残念ながら京都市動物園での夜間開演は短期間のみの開催だったので現在は終了している。
ただ、夏場に夜間開園をしている動物園は他にもあると思うので、ぜひ行ってみてほしい。
普段とは違う雰囲気の動物たちを感じることができる。