履きにくいハイカットスニーカーをゴム紐で履きやすくした

f:id:nusoopy:20210825164843j:plain

スニーカーは革靴と違って、わざわざ靴紐を解かなくても脱ぎ履きしやすいものが多い。
この気軽さがスニーカーの良い点の一つだと思うのだが、その特徴がつぶされてしまうと何となく履くのが面倒くさくなり、手が遠のいてしまうことが多い。
そう、例えばコンバースのハイカットスニーカーなど。
靴紐を緩めに結んでいたら何とか解かずに履けなくもないが、タイト目な着用感が好みの自分としては歩くたびに違和感が大きく、結局履いた後に締めなおすことになる。
何とかできないかと考えていた時に100均で売られていたゴム製シューレースと出会う。
ただそれは、靴紐の体裁を持ったゴム紐のようなもので、太さのバリエーションもなく、便利そうだけれど見た目が微妙になりそうだったので買うことはなかった。まぁ靴紐を締める行為自体は嫌いではないし、仕方がないかと諦めかけていた時に出会ったのが、This is...から販売されているエラスティックゴムシューレースだった。

  エラスティックゴムシューレース

f:id:nusoopy:20210825143218j:plain f:id:nusoopy:20210825143232j:plain

エラスティックゴムシューレースは名前の通りゴムでできた伸縮性のあるシューレース、なのだが布製の靴紐のような風合いを持った商品。パッと見ではゴム製であることは分からず、カラーバリエーションも多い上に長さも太さも種類があるので、自分の持っている靴のデザインや好みに合わせて選ぶことが出来る。早速手持ちのコンバースオールスター(ハイカット)用に購入した。

実際につけてみて

f:id:nusoopy:20210825143130j:plain f:id:nusoopy:20210825143147j:plain

僕が購入したのは長さは140cm、太さは7mmのもの。早速つけてみたところ、良い感じに伸びるのでハイカットスニーカーでも足入れが良くなった。最初は穴7つ目まで通してみたが、いくら伸びるといっても限界はあり、この状態だと紐を結んである状態で足を出し入れするのに時間がかかる。穴6つ目までにしてみたところ、足の履き口が広がりかなり良い感じで脱ぎ履きできるようになった。布製の靴紐の場合は穴6つ目の状態でも靴紐を解いて、ゆるめた状態にする必要があったことを考えるとかなり楽になったと思う。
ゴム製ではあるが歩いている途中に伸びるような感覚は少なく、布製のシューレースと同じような感覚で履ける。
サイズ感としては穴7つ目までなら140cmが丁度良く、 穴6つ目だと結んだ後でも余ってしまい歩く際に踏んでしまう可能性がある。 僕のように脱ぎ履きのしやすさを優先して穴6つ目までなら120cmにした方がいい。

気になる点

機能性には大満足だが、素材感は少しだけ気になる。
僕が選んだカラーがブラックだからかもしれないが、布製のシューレースに比べると光沢があり、良く見るとゴムであることが分かる。とはいえ、それはあくまでもじっくりと見た場合のこと。人の足元を間近でじっくりと見る人なんていないので、あんまり気にする必要もない。エラスティックゴムシューレースのおかげで、今まで敬遠しがちだったハイカットスニーカーに登場の機会が増えた。ハイカットスニーカーの脱ぎ履きに悩んでいる人はぜひ試してもらいたい。