電子書籍は必要なのか

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電子書籍を読んだことがある人は全体の何%ぐらいいるんでしょう?
少し前(楽天がkobo)を買収したあたりでは、自炊業者が急激に増加したり、電子書籍がかなり話題になったと思うけれど、ある程度年月が経った今、あまり普及しているような感じがしない。

自分もその当時に比べて、電子書籍を読む頻度も買う頻度も下がっている。
とはいえ、全く読まなくなったわけでもないし、電子書籍にして良かった点などの、個人的な感想を書いていく。

参考書

参考書は電子化しておいた方が楽。
電子書籍になっていないものは、自炊してでも電子書籍にしておいた方がいい。
その一番の理由は、端末一つで大量の参考書を、どこにでも持ち運ぶことができるから。特に語学系やプログラミング系の参考書。例えば、外で勉強や作業をして行き詰った時、「そういえば、あの参考書に答えになりそうなことが書いてあったな。でも今家に置いてあるから参照できない。」ということがなくなる。便利。
海外留学の時も、持っていく参考書を吟味せずに済むので助かる。
また、電子書籍だと検索機能が使えるのも大きい。

小説

青空文庫など、無料で読めるものや洋書は電子書籍がおススメ。
青空文庫を印刷して持ち歩くのは面倒くさいし、電子書籍には辞書機能がついていたりするので、洋書もスラスラ読むことができる。
個人的に日本の小説を端末に入れて持ち運ぶことはあまりない。かさばるものでもないし、複数持ち歩くことも少ないので、わざわざ端末の容量を割こうとは思わない。というより、電子書籍よりも、古本の方が費用を安く抑えることができるので、ついそっちを買ってしまうのが主な理由。

漫画

巻数が多いものでも全巻持ち運ぶことができるので、入れておくと暇つぶしの時に便利。でも自分は大体マンガ喫茶で読むので、漫画の電子書籍はあまり持っていない。

雑誌

雑誌を読む方ではないので、電子書籍で雑誌を買うことはあまりない。今は月額いくらで雑誌読み放題とかあるので、使うとしたら電子書籍よりもそっちだろうか。雑誌読み放題のサービス、気にはなっているけれど、まだ試していない。いつか気が向いたら試す。

こうやって並べてみると、持ち運ぶのは大変だけど、急に必要になったりするものや、洋書のように電子書籍であるメリットを活かせる本以外の書籍は、どうしても実物の方を選んでしまっているのが、自分でもよく分かる。
やっぱり、電子書籍だと所有感を持つことができないのが大きなデメリットか。微妙な値段差だと、どうしても実物の方を選んでしまう。あと、実際の書籍と違い、販売サイトによってラインナップが違うのも面倒くさい。

使用している端末

Kindle

小説を読むのであれば、アプリではなく端末のKindle(Fire以外)が便利。自分のは第2世代のKindleだけれど、本を読むのにあまり不便を感じたことはない。しいてあげればバックライトが欲しいぐらいか。
そろそろ電池の膨らみが洒落にならなくなってきたので、次はPaperWhiteを買うつもり。
楽天を主に使うのであればKoboでもいいと思う。
Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

Tablet

小説を読むなら断然Kindleだと思うが、参考書を大量に持ち運ぶなら絶対こっち。小説も読めないことはないので、荷物を極力減らしたい場合はKindle端末ではなくTablet端末だけを持ち運んでもいい。
ただ、大きいサイズのものだと重くて疲れるのと、バッテリーに気をつけないといけないのが難点。その分読みやすいけど。
Fire HD 10 タブレット 16GB、ブラック

Fire HD 10 タブレット 16GB、ブラック



買うときは自分の使用用途をよく考えてから決めた方がいい。Kindleで参考書を読むのは大変だし、大きなサイズのTabletで小説を読むのはしんどい。
iPad miniのような、小さいサイズのTabletも選択肢としてはありだと思うが、一歩間違えると、雑誌は文字が小さくて読みにくいし、小説読むにはバッテリーがもたないという、どっちつかずに状態になる可能性もあるので注意した方がいい。