テレビ大好きな私がテレビを見なくなった理由

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私の実家では常にテレビがついていた。といっても誰かが見ているわけでもなく、BGM代わりに点いていただけのよう思う。
そんな環境で育ったからなのか、大人になって一人暮らしを始めても、家にいる時は常にテレビが点いている状態が続いていた。朝起きて最初にすることはテレビの電源を入れること。仕事から帰ってきた時も同様に、まずテレビの電源を入れることから始まる。
そんな生活を続けていたのだが、半年程前からテレビの電源を入れる回数が減っていき、ここ1ヶ月ほどは全くテレビを見ない日もあった。

その大きな原因として、似たようなテレビ番組が増えたことと、ニュースなのかワイドショーなのかよく分からない番組内容のような、コンテンツに対する不満や不信、そしてHulu、Amazon Video、Abema TVの存在がある。
特にHuluとAmazon Videoの存在が大きい。この二つだけで、もうテレビなんて見る必要ないのではないか?と思えるほどコンテンツも充実しているし、ここにNetflixを加えると最強である。

最近テレビの影響力が落ちているいう話をよく聞く。自分の周りだけで言えば、テレビ番組のことを話題にする人はあまりいないし、スマホがあるため時間つぶしの方法が多様になったので、相対的にテレビを見る時間が少なくなってきているというのは間違いない。また、ニュース番組の偏った報道内容や行き過ぎた演出などが色々と話題になることも多い。
自分の場合、テレビニュースの報道内容をそのまま鵜呑みにすることは少なくなったし、情報番組の内容はウワサ程度にしか信用しなくなった。

けれど、いくら影響力が落ちているとはいえ、テレビ自体が持つ力はまだまだ大きい。企画力はともかく制作力やノウハウはあるので、上記のAbema TVもテレビ朝日と協力して番組制作を行っているし、Huluにもいくつかのテレビコンテンツがある。
結局、テレビ自体の電源を入れることは少なくなったが、テレビからパソコンやスマホに移っただけでやっていることは変わらない。でもテレビの電源を入れることは今後少なくなっていくと思う。スマートTVとかならば話は別だけど、既存のテレビ番組は見ないと思う。