Macbook用外付けキーボードにMajestouchを購入

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かれこれ6年近く使っているMacbook proのESCキーが全く反応しなくなってしまった。
ESCキーが使えなくても割と何とかなるのだけれど、僕はESCキーを使用する頻度が高いのでかなり不便。かといって修理に出すほどではないし、買い替えるのも勿体無い。
そして選んだ選択肢が、「外付けキーボードを購入する」というもの。前々から外付けキーボードには興味があったので、いいタイミングだったのかもしれない。

一口に外付けキーボードといっても、価格が安いものから高いもの、ゲーム用など多種多様にある。
単純に移行のしやすさだけを考えると、Apple純正の外付けキーボードを選択するのが一番無難だろう。薄いし格好いいしデザイン的には申し分ない。ただ、あの薄いキーボードのペチペチとした打鍵感がどうしても好きになれないのだ。
というわけで、カチャカチャできるキーボードで自分に合うものを探してみた。

キーボードの候補

実際にショップに行って触ってみたり、WEBサイトの情報をチェックしたりして候補に挙がったのは、高級キーボードの定番である以下の3種類

PFU HHKB Professional2

東プレ Realforce

FILCO Majestouch

FILCO MajestouchのみCherry MXスイッチを使用したメカニカルキーボードで、残りの2つは静電容量方式を採用している。その違いについては詳しくないし、購入の際にも気にしなかったのでここではあまり書かないことにする。
では、購入するに至って何を最も重視したのか?それは「打鍵感」である。

実機で確認

インターネット上に色々と有益な情報が載っているが、打鍵感は実際に試してみないと判断できない。相変わらずMacbook proのESCキーは反応しないままだったのだけれど、この部分で妥協をしたくなかったので時間をかけていくつかのショップを回って試せるだけ試してみた。
色々と試し打ちした脚気、個人的に好きな打鍵感で順位をつけると

Majestouch 青軸 > REALFORCE104UG-HiPro > HHKB > Majestouch 茶軸 > REALFORCE 静音モデル > Majestouch 赤軸

という並びになった。
打鍵感もそうだけど、キーを打っているときのカチャカチャした音が好きなのかもしれない。それを考えるとMajestouchの青軸はかなり理想的なキーボードだ。
ただ、いくつかのサイトでも言及されている通り、音が結構大きい。会社ではなく自室で使うだけなので音に対してそこまで気を使わなくてもいいのだけれど、夜中にカチャカチャやっていると隣の部屋まで響くかもしれないレベル。家族の迷惑になってしまうので、仕方ないが候補から外すことにする。

静かなキーボードで好みの打鍵感だったのはHHKB。HHKBであればMacでも面倒な設定はあまり必要ないらしい。ただ、キー配列が独特なのが気になった。慣れれば問題ないのかもしれないが、EXCELなどでやたらとFunctionキーを使う僕としては、できればFunctionキーは独立しておいてくれた方がありがたい。
また、会社のWindowsでは普通のキーボードを使用しているので、同じような感覚で使っていきたいということからHHKBも今回は見送ることにした。打鍵感と静粛性は良かったので、そのうち買っているかもしれない。

同じく打鍵感がよかったREALFORCE104UG-HiPro。通常のREALFORCEとは違うキートップを採用しており、そのせいかクセが強く打ち辛いと感じる人もいるようだ。僕は店頭で触っただけなのでそこまでの感想は言えないが、打鍵感だけに関して言えばノーマルなREALFORCEよりもこっちの方が好みだった。問題は大きさ。このキーボードが特別大きいというわけではないのだけれど、このモデルにはテンキーレスタイプがない。
そんなに大きなデスクを使っているわけではないので、今回はテンキーレスタイプのコンパクトなキーボードが欲しい。残念ながらこれも候補外に。

となると残るはMajestouchの茶軸・赤軸とREALFORCEの静音モデル。
静音性はREAL FORCEの方が高く、オフィスで使う用途であれば迷わずこっちを選んだと思う。ただ、指がキーボードに吸い込まれていくような感じのREALFORCEと反発力のあるMajestouchの打鍵感ではMajestouchの方が自分の好みに近かった。
というわけで、Majestouchを購入することに。軸は赤軸よりクリック感の高い茶軸を選択。

多様なモデル

一口にMajestouchと言っても、そこには多様なモデルがある。個人的に無線キーボードは好きではないので、選択肢としてはMajestouch 2 / MINILA / NINJAの3種類。
できればキーの配置は一般的なものがいいのでMINILAは候補から外す。残るはMajestouch 2とNINJA。
この2モデルの違いはキートップ。Majestouch 2は一般的なキーボードのようにキートップに印字されているおり、ツルっとした質感。NINJAのキーはマットな質感で、キートップには何も印字されておらず、前面に印字されている。
HHKB、REALFORCEのようなマットな質感の方が格好良く感じたので、最終的にNINJAを選択した。

Majestouch NINJA 到着

残念ながら試打したショップにはNINJAの茶軸の在庫がなかったため、ネットで購入。公式オンラインストアよりもAmazonの方が少しやすかったのでそっちで購入した。

パッケージ
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パッケージを開いたところ
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中身
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裏側。HHKBやREALFORCE、MINILAのようなDIPスイッチはついていない。キーに関してはMac側で設定できそうなのでなくても困ることはないだろう。でもあれば便利。
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持った時の第一印象は「重い」。PCに付属品しているようなキーボードに比べて明らかに重いが、その分安定性もある。打っていて楽しく、見た目も美しいのでやはりこの商品を購入して正解だった。
唯一気に入らないのはケーブルの位置が後ろで固定なこと。REALFORCEのように左右どちらからでも出すことができたらもっと良かったのに。