Mystery Ranch『アーバンアサルト』は最高の街用デイバッグ

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街用リュックとしてPorter Heatのリュックサックを8年ほど愛用している。
8年も使っているのに故障したことはないし、まだ後10年は戦えそうな佇まい。容量は公式サイトによると24Lらしい。かなり頼れるカバンなのだけれど、街使いするには少し大きい。

以前はラップトップを持ち運ぶことが多かったので、容量が大きいこのリュックが何かと便利だったのだけれど、最近は代わりにタブレット端末を持ち歩く機会が増えた。買い物に出かける時はタブレットも持ち運ばないのでもう少し小さいサイズ、20L前後のリュックが欲しいなと思い始めた。そこで街使い用のリュックを探してみる。

候補を探す

新しいカバンに求める条件は
  1. 容量は20L前後
  2. ラップトップ・タブレット用のスペースがある
  3. A4サイズのファイルが曲がらずに入る
  4. チェストベルトあり
  5. 価格は高くても2万円まで
  6. スーツに背負っていても浮かない
の6点。
といっても6番目の「スーツに背負っていても浮かない」というのは、仕事用に愛用しているPorterの3wayバッグが使えない時に使えるかも、といった程度なのでそこまで重要ではない。一番重要なのはA4サイズのファイルが折り曲がらずに入ること。

購入候補

インターネットや実店舗を回って色々と探し回った結果、候補にあがったのが5点どのリュックも良い点、気になる点がそれぞれあり、2ヶ月ほど迷った末、Mystery Ranch アーバンアサルトに決めた。

決めるまでの経緯は、

という流れ。
アーバンアサルトは価格が高いのが気になったのだが、ちょうど楽天ポイントがいくらか貯まっていたのでそれを使用することにする。実売価格は2万円ほどなのだが、楽天で価格が安くなっているものにポイントを使用したので、最終的に13,000円ほどで購入することができた。

アーバンアサルト レビュー

早速開封。Porterのリュックと比べてみる
写真の撮り方が悪いので似たような大きさに見えるかもしれないが、アーバンアサルトは背負うと細くてシュッとした形になる。生地そのものはPorter Heatの方が丈夫な印象だけど、その分リュックの重さに反映されている。
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アーバンアサルトの特長の一つ「Y字ジップ」
リュックを大きく広げることができる。このおかげでリュックの下の方にある荷物も簡単に取り出せる。
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ラップトップやタブレット用のスペース。ただクッション性はないので、ケースに入れてから収納した方が安心かもしれない。
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フタの部分には小物を収納できるポケットがある。スマホやメモぐらいなら十分入るが大きめの長財布を入れるのは厳しいかもしれない。僕が使っている長財布は入らなかった。
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底の部分
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1ヶ月使用してみて

体にフィットするシルエットと肉厚のショルダーのおかけが、長時間背負っていてもあまり疲れなかった。カバン自体の重さもそれほど感じないので、どこにでも気楽に背負っていける。止水ファスナーが採用されており、ある程度の耐水性もあるので少々の雨であれば中身が濡れる心配もない。米軍が支持するバッグパックメーカーということもあり、耐久性も信頼できる。
正直このサイズ・価格帯のリュックでこれ以上のクオリティのものを見つけるのは難しいんじゃないだろうか。

唯一気になったのが、中身へのアクセスのしやすさ。
Y字ジップのおかげで底の方にある荷物にもアクセスしやすいのだが、そのためにはリュックを横向きにする必要がある。もちろん縦向きで使えないこともないのだけれど、全開にすると中身がこぼれてしまいそうで不安。背面部分の荷物にもアクセスしやすいよう横側にもジップがあればもっと使い勝手が良かったと思う。

海外と国内での値段差

Mystery Ranchには今回購入したアーバンアサルトと似たような形の1Dayアサルト、ASAPというものがある。
どちらもアーバンアサルトの上位種といった位置づけだと思う。正直にいうとアーバンアサルトよりASAPの方に心が惹かれたのだが、なんせ高い。しかも、日本とアメリカのサイトでは販売価格が大きく違う。

アーバンアサルトは
日本: 19,000円
アメリカ: $139(15,290円/1$=110円で計算)

(2017年6月)
となっている。輸送費やその他の経費を含めるとそれぐらいの価格差は当然だと思うし、もしかしたらそれでも安い方なのかもしれない。
一方、ASAPは
日本: 58,000円
アメリカ: $245(26,950円/1$=110円で計算)

(2017年6月)
と倍以上の価格になっている。送付可能な国に日本が記載されていなかったので、アメリカのサイトで購入しても日本に送ってもらうのは不可のようだ。ネットでは輸入代行も厳しいとの情報があった。
名前が同じだけで実は違うものなのかもしれないが、それでも同じようなデザインでここまで価格差があるとさすがに手が出ない。アメリカに行く機会があれば買うかも。