須磨ドルフィンコーストでイルカと触れ合ってきた
以前、神戸市にある須磨海浜水族園を楽しんできたことをブログに書いた。
www.growgrove.com夏の間は須磨海岸でイルカと触れ合うことができる「ドルフィンコースト」が開催されているのだが、その時は時間の関係で見学することができなかった。
しかし、海で泳いでいるイルカを間近で見ることができる貴重な機会を逃すのはもったいない。なので8月の終わり、ドルフィンコーストが終了する期間ギリギリにもう一度須磨水族園に行ってきた。
ちなみに入園料を支払った後に知ったのだけれど、ドルフィンコーストは別に入園料を支払わなくても見学できるらしい。
須磨海岸に直接行けば誰でも無料で見学できるようだった。
ただ、餌やり体験やトレーナー体験などをしたい場合は有料になるらしい。申し込みは須磨水族園で行うので、有料体験をしたい場合は参加費に別途入園料がかかるということだろうか。
僕は無料で体験できる「イルカウォッチング」にだけ参加。
これは飼育員の方がイルカについてレクチャーしてくれるのを聞きながら、泳いだりジャンプするイルカを眺めるというもの。所要時間は15分ぐらい。
飼育員の説明は勉強になるし、イルカはかなり近くまで寄ってきてくれるので、無料だとは思えないぐらい満足できる内容だった。
こんなに近づいたのは初めて、っていうぐらいイルカは近づいて来てくれる。そして、飼育員の言うことをちゃんと聞いているイルカを見ると、イルカは頭がいいんだなと改めて思う。
イルカウォッチングが終わった後も3時間ぐらい滞在して、ボーっとイルカを眺めたりしていた。
傍から見たら完全に寂しいオッサンの絵だったけど、気付かないふりをした。
何の変哲もない普通の海岸で泳いでいるイルカたちを見ていると、まるで別の国にいるような変な気分になる。
でも周りに散乱するゴミがそんな気分をいくらか台無しにする。
これでも昔に比べると綺麗になったらしい。
僕は15年近く前に一度だけ須磨海岸に海水浴に来たことがある。かなり昔のものなので詳しくは覚えていないが、確かにその時よりは大分綺麗になっている気もする。
イルカウォッチングの途中、飼育員の人も「イルカが泳げるような綺麗なビーチにするために色々な取り組みを行った。」と言っていた。イルカが泳げるような海にするためにはそれなりに大変だったらしい。
調べてみると、須磨海岸は2015年から再整備が進められており、2017年に完了した模様。照明のある遊歩道の設置や海の家でのアルコール販売を禁止するなど、より安全で快適な海にするために頑張っているらしい。
正直、「こんな取り組みをしています。」と聞いただけだと「そっか、頑張ってるな。」としか思わない。だけど、海で泳いでいるイルカを見ていると「もっと海を大事にしないと。自分も何かできないかな。」という気分になる。改めて海が人間だけのものじゃないと認識させられる。
海好きな僕としては、このまま海岸が綺麗で遊びやすい場所になってくれるのは嬉しいし、海に住む生き物のためにも機会があれば海を綺麗にするボランティアとかにも参加してみようと思う。
