2018年のスケジュール帳はツバメノート手帳にすることにした

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年末が近づいてくるにつれ頭を悩ませるのが『手帳選び』。
もちろん、たくさんある手帳の中から「次はどれを使おうかな。」とあれこれ考えるのは楽しい。楽しいのだけれど、あまりに種類が多すぎて途中から自分が何を求めていたのか見失ってしまう。

トラベラーズノート

しかし、2016年からはトラベラーズノートのカバーを自作して使っていたので、そんな手帳選びの悩みとは無縁だった。
トラベラーズノートで使用していたリフィルは

  • 月間ダイアリー
  • 週間ダイアリー
  • ノート

の3点。
このうち、月間スケジュールだけは市販のものを購入し、残りの二つは自作。一つのカバーに4冊まで収納できる設計にしていたので、最後の一つは用途によってリフィルを切り替える。こうすることで色んな場面でも柔軟に活用することができた。
しかし、2年も使っていると飽きに伴って使いづらい部分や、気になる部分が目立ってくる。

週間ダイアリー

気になる部分の一つ目は、手間暇かけて作った週間ダイアリーを全く活用できていなかったこと。
毎年、Illustratorで作成したテンプレートに日付を記入して印刷、製本という手順で自作していたのだけれど、両面印刷で上手い具合に日付が並ぶように配置を考えるが面倒くさい。

そんな時間がかかる手順を踏んで作ったものの、実際週間ダイアリーはあまり活用しなかった。
元々予定をたくさん書き込むような生活を送っていないので、本来なら月間ダイアリーだけで十分スケジュールの管理はできる。ただ、スペースが狭いのでどうしても書き込み切れないケースがでてくる。週間ダイアリーはそんな時のために使うぐらい。
1年目の時、月間ダイアリーは文字で埋まっているのに、週間ダイアリーはほぼ白紙という状況。
2年目は週間ダイアリーを日記や記録用に活用しようとしたが、2ヶ月ぐらいで辞めてしまった。後は1年目と同じ状況。
そして、3年目の今年はリフィルを自作する気が起こらない。
結局のところ自作するのが嫌になったのだ。

週間ダイアリー用のリフィルも発売されているが、自分で日付を書き込んでいく必要がある。
あらかじめ日付が印刷されてあるタイプのリフィルも販売されているようなのだけれど、価格が1,500~2,000円ぐらいしたような気がする。下手すると別のスケジュール帳が1冊購入できてしまう値段。リフィル1冊にそこまでは出せない。

ノートのスペース不足

打ち合わせの時や、ブログのアイディアが浮かんだ時など、ノートを使う機会は割と多い。
ただ、トラベラーズノートのレギュラーサイズだと、たくさんの情報を書き込むにはスペースが足りないと思う時が結構な頻度であった。
最終的にはA5サイズのノートを別に持ち歩くようになり、トラベラーズノートには簡単なメモぐらいしか書かなくなってしまった。

トラベラーズノートとの離別

結局、日が経つにつれてトラベラーズノートを開く機会は減っていった。それこそ、わざわざカバーに入れずに月間ダイアリーを持ち歩くだけで済みそうなほど。

ツバメノート手帳とKOKUYO SYSTEMIC

色々なシステム手帳を調べてみてたどり着いたのが、「ツバメノート手帳 A5」と「 SYSTEMIC 」の組み合わせ。

ツバメノート手帳 A5

スケジュール帳として使用するのはツバメノート手帳 A5。
月間ダイアリーのみのシンプルな構成だけど、一マスが広いので書きやすい。
僕の場合、一日の予定は多くても4件程度。スケジュール帳に書き込む内容も

  • 予定名
  • 時間
  • 場所

の3点のみなので、スペースは十分にある。
このノート、スケジュール帳というより”ノートのおまけとして月間ダイアリーがある”という言葉の方がしっくりくるぐらい、ノートのページ数が多い。128ページある内、スケジュール帳として機能するのは多分5分の1ぐらい。
紙質もよく、書き心地は最高なのだけれど、方眼の罫線がやや濃いの少しだけ気になる。
黒ペン、特にインク色の薄いフリクションなどを良く使う人は読み辛いと感じることがありそう。

個人的にはノートページが多いところが決め手で選んだのだけれど、スケジュール帳に色々と書き込みたいと思っている人にとっては物足りないと思う。
でも、会議の時に頻繁にメモを取る人など、ノートを良く使う人には間違いなく最高の製品の一つ。

KOKUYO SYSTEMIC

ツバメノートの見た目は好きだが、ビジネスの場ではそのまま使いにくい。そこでノートカバーとして使うことにしたのがKOKUYOの「SYSTEMIC」。
SYSTEMICを簡単に説明するなら『多機能なノートカバー』だろうか。
色々な種類のSYSTEMICが発売されているが、僕が選んだのはリングノートタイプのもの。最大の特徴は、なんといっても三つ折りにしてコンパクトに使用することができるということ。コンパクトに使用するためにはリングノートを使う必要があるが、そこは問題ない。
ポケットの数も多いので資料の整理などもしやすくて便利。

唯一気になった部分がペンホルダーの部分。
ゴムでできているので、一般的な多機能ペンぐらいの太さであれば普通に差すことができる。問題はペンにラバーやシリコンのような滑り止めの素材が使われていた場合。この場合、差す時にラバーの部分とペンホルダーのゴムに引っかかってしまうため、中々抜き差しすることができない。
最初はジェットストリーム多機能ピュアモルトをスケジュール帳用に使おうかと思っていたのだけれど、ボディに使われている素材が引っかかってしまい抜き差しするのに時間がかかる。この部分はかなりストレスになるので、そういった素材が使われていないペンを使うことをおススメする。

僕はペン立ての中で眠っていたLAMY logoを手帳用に使うことにした。
手が小さいのでインクの切り替えが少ししんどいのだけれど、基本的に青インクしか使わないので良しとしよう。

ツバメノートとSYSTEMIC、そしてLAMY logo。2018年はとりあえずこの組み合わせでやってみる。