DANTONのウールモッサジャケットを購入して2ヶ月経過

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12月の上旬、世間ではそろそろセールに入ろうかという時期、早いところではすでにセールを始めている店もあった。この時期、服を購入しても下手したら翌週には半額になっているという可能性もあるので、欲しい服があっても購入を控える人は多いと思う。
僕も普段ならこの時期に服を購入しようとは思わないし、そもそもセール以外で服を購入するということ自体があまりない。
そんな僕が一目ぼれして、セールを待ちきれずに購入したのが、DANTONの『ウールモッサジャケット』

DANTONとは

DANTONは創業から50年以上経つフランスのブランド。
主にエプロン、カーバーオールやパンツなどのワークウェアを製造していたブランドである。ワークウェアブランドということもあり、高い機能性を持ち、シンプルなデザインのオーソドックなアイテムとして使うことができる。多くのセレクトショップが取り扱っている人気ブランドの一つ。

ウールモッサジャケット

そんなDANTONにおける、定番商品の一つといえるのが『ウールモッサジャケット』
モッサというのは生地の加工法の一つで、メルトンに比べて軽いといった性質を持っている。DANTONのウールモッサ生地は肉厚で、裏地も必要としないぐらい暖かい。
それまで冬用のアウターといえばダウンジャケットしか持っていなかったので、暖かさについては不安があったが、実際に着てみると十分に暖かいといえる。とはいえ、ダウンの場合、薄いインナーだけでも十分暖かかったけれど、このジャケットではもう少し着込む必要があると思う。

一応気になってセール情報についても店員さんに聞いてみたが、このアイテムはセールになっても10%引き程度らしい。10%といえども、バカにはできない金額であるが、人気商品はセール開始々に売り切れる可能性も高い。購入した後で10%引きになっているのを見つけるのと、セールまで購入を待ったのに売り切れているのを見つけるのとでは、後者の方が精神的ダメージが大きい。

シルエットは細身できれいめ。ただ、ウールモッサの生地感と丸みのある襟のデザインから、カジュアルなテイストが強い。最初にSサイズ試着の時に店員さんからワンサイズアップを進められたが、実際に来てみると大きめの制服を着た中学一年生みたいな見た目になってしまったので、大人しくいつも通りのサイズを買うことにした。
冬物のアウターを購入したのは、多分8年ぶりぐらい。でも金額に妥協せずに欲しいものを買えたのでQOLは上がった。

気になる点

シルエットや着心地など、不満な点はほとんどないが、唯一気になるのが毛玉のできやすさ。着た後に洋服ブラシを念入りにかけているので、まだマシな方だとは思うが、擦れやすい箇所は一度着ただけですぐに毛玉ができてしまう。
この辺りは生地素材の宿命だろうか。ウール素材の毛玉は着ていく内にとれてくるようなので、毛玉に関する判断はもっと着こんでからでないと下せない。注意して見てみないと目立たないので、今のところは味があると考えることにする。
2ヶ月間、週2~3日着用している程度では、そこまで目立つほどの毛玉はできていない。

次はこのジャケットのインナーにできるダウンベストが欲しいけれど、しばらくは我慢