脱ユニクロを目指すも無理そうなので減ユニクロにする
食事、インテリア、趣味など、生活の中でお金を使う機会は多いけれど、何に最もお金をかけるかは人それぞれだと思う。僕の場合、毎月最もお金をかけるのは間違いなく、『衣服』。 服にお金をかけるといっても、僕はお洒落でもなければ、ファッションが好きなわけでもない。じゃあなんで服にそんなお金をかけるのかというと、雑誌やネットなどで『高コスパ』などの商品が紹介されているのを見て、つい買ってしまうからだ。the 無駄遣い。特に楽天マガジンを契約して、色々な雑誌を読むようになってから、輪をかけてこの傾向が顕著になった。
圧迫される収納場所と服の処分
そうやって服を増やしていくのはいいとして、困るのが収納場所。新しく衣類用のラックを購入すればいいのだが、そんなことを繰り返していく内にそのラックさえ置く場所がなくなってしまった。そこでワンシーズン以上袖を通していない服を思い切って処分することにした。 結果、よくこんなに買ったと思うぐらいでてくる大量の処分予定の服たち、大体45Lのゴミ袋4つ分程度。よくここまで溜め込んだなと自分でも思う。 驚いたのが、その内の半分ぐらいがユニクロの商品だったということ。 ただこれはユニクロの商品が悪いということではなくむしろその逆。価格の割に質の良いユニクロの服は雑誌などで高コスパ商品として紹介される機会が多いから。処分する服たちの中には他にもGUや無印の服などの服が多く、それらも含めるとファストファッション系の服だけで処分する服の80%ぐらいを占めていた。 これだけでもかなりの量になるが、処分しない服もその半分ぐらいは同じファストファッションブランドの服。これもしかしてそこそこ高い服でも結構買えたんじゃ？と思えるぐらいファストファッション系の服が多すぎる。そこでタイトルには分かりやすく脱ユニクロと書いたが、脱ファストファッションを決意した。
脱ファストファッション？
脱ファストファッション、つまりユニクロやGUの商品を買うのを辞める、ということ。処分する服の中でファストファッション系の服が多かったので思わずそう決意したが、処分する服を見返していく内にふと、これって正しいのか？という疑問がわいた。 というのも、処分する服の種類が大きく
- ヘビロテし過ぎてボロボロになったもの
- 状態はいいが、趣味ではなかったり合わせる服がなかったために着なかったもの
の2種類に分けることができたからだ。
ヘビロテしているということは気に入ったか使いやすかったということだろう。これはもうどう考えても、ファストファッション云々ではなく、自分の買い方が悪い。 そもそも毎シーズンヒートテックは買い直しているし、ユニクロUの製品などは長く愛用しているものもあるので、脱ファストファッションなどできるわけもない。なので、自分の買い方を見直す意味も含めて、脱ファストファッションではなく減ファストファッションを目指すことにした。
着倒したものと着なかったものの違い
着倒した服と、着なかった服を比べてみたところ、ある程度分類することができた。
着倒した服
まず、着倒した服には
- 黒、白、グレーなど地味な色のものが多い
- インナーとしても使えるTシャツ、ロンTやスウェット生地のもの
- シンプルなデザイン
などの特徴が多く見られた。つまりベーシックなアイテムが多い。
少ししか着なかった服
一方、あまり着ていな買った服には、
- 普段着ない派手な色、好みでない色
- すぐに毛玉ができてしまう化繊のニット
- コスパが高い商品として買ったものの、着方が分からない、もしくは合わせる服がない
- 大幅に値引きされていたからとりあえず買ってみたもの
- 似たような服を持っている
上記の内、いずれかに該当する服が多かった。 改めて考えてみても、やっぱり自分の買い方が悪かったとしか思えない。
買い方を見直して減ファストファッションへ
では減ファストファッションをするにはどうしたらいいか？単純な話で、少ししか着ていないの処分した服の特徴を持つものを購入しないようにしたらいい。ただ、普段着ない色の服に挑戦することは悪いことではないと思うし、素材についても着てみるまでは僕には良し悪しが分からない。その辺を考慮すると
- 似たような服を持っていないか
- 好みの色かどうか
- どうやって合わせるか、合わせる服を持っているか
- 値引きされていても、着なかった無駄な出費になることを理解する
- トレンドを意識し過ぎない
購入前にこの4点について良く考えることで、減ファストファッションはできそうな気がする。 そもそもファッションに自分のスタイルがあればこういったことに悩まされることもないような気もするけど、自分のスタイルの確立なんてどうすればいいか分からない。その辺もおいおい考えていきたい。
