日々の洋服のケアに日立のスチーマーを導入

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毎日スーツを着る自分によって、スーツを手入れすることは重要。 僕は事務職なのであまり人の目に触れる機会はないが、しわだらけのスーツを着るのと、パリッとしたスーツを着るのではやはり心持ちが違ってくる。特にズボンはしばらく穿くとクリースが薄くなってきたり、膝裏にしわが出来たりする。特に僕が来ているスーツは安物が多いのでその傾向が顕著だ。かといって毎日アイロン掛けするのも面倒くさい。 そんなわがままな僕の要求を満たせてくれそうだったのが、『衣類スチーマー』

衣類スチーマーとは

衣類スチーマーとはその名の通り、衣類用のスチーマーのこと。恥ずかしい話、つい最近までその存在を知らず、知人から紹介されて初めて知ることになる。 とりあえず、どんな種類のものが発売されているのか検索してみると、安いものから高額なものまでたくさんの種類がヒットした。紹介記事などいくつか読んでみると、どうやらPanasonicT-falの製品が人気らしい。ただ、その分価格が比較的高めに設定されている。2~3,000円ぐらいの低価格商品で評価が高いものもあったが、機能面で劣る部分があり、品質にもバラツキもありそう。 購入するかどうか悩んでいた時に、Amazonで4000円程度になっていた日立のスチーマーを発見したので購入してみた。 日立のスチーマーで有名なのは『CSI-RX1』だが、購入したのは型番が『CSI-S1』のもの。一応アイロンとしても使えるものの温度調節機能はなく、高温のみ対応している。そのため、化繊のものに対しては直接アイロンがけできない。また、ブラシアタッチメントがついていないので、ホコリを落としながらスチームをかけたい場合は、別途アタッチメント(1,000円ぐらい)を購入する必要がある。 価格が安価な分機能が少ないので、アイロンとしての機能も欲しいのであれば、温度調節機能がついている『CSI-RX1』を選んだ方がいいだろう。 ちなみにこのCSI-S1、調べてみても公式サイトが存在しない。この点がやや不安ではあるが、あまり深く考えないようにする。

実際に使用してみて

使うための手順は簡単。水を入れてスイッチを押すだけ。点滅状態だったランプが、高温で点灯すると使用可能になる。持ち手の部分にスイッチがあり、押すとスチームがでてくる仕組み。 とりあえずシャツで試してみる。

上が使用する前で、下が使用したあと。5分ぐらいかけて伸ばしながら、全体にスチームをかけてみた。気持ちシワが伸びているような気もするものの、期待していたほどではなかった。これなら手間であっても、アイロンをきちんとかけた方がいいと思う。

次にスーツのジャケットに対して使用してみた。写真をとるのを忘れたが、こちらは普段ケアしない分結構シワが伸びた。ジャケットの場合は気軽にアイロンをかけることができないことを考えると、シャツよりもスーツに使用するのがメインの用途になりそう。

感想

僕の理解不足で、アイロンよりも手軽にあらゆるシワを伸ばせる魔法のアイテムだと思っていたが、そういうものではないようだ。また、本体が重く、コードレスでもないため使用環境は選びそう。出かける前に気軽にケアできる点は嬉しいが、時間がなく本当に余裕がない時に気軽に使えるかと言われると疑問。ある程度時間に余裕があることを前提に考えておいた方がいい。 また、アイロンとしても使用することができるが、この商品に限っては温度調節機能がなく、高温のみのためアイロンとしては使いにくい側面がある。個人的には多少高くなっても温度調整機能がついた商品を選んだ方がよいと感じた。 実際に使用してみて、シャツに関してはあまり効果を実感できなかったものの、スーツに関しては効果的だと思う。脱臭や花粉対策にもなるため持っておいて損はない。ただ、中途半場にアイロン機能がついたものよりも、スチーム機能のみを安い商品か、多少高くとも温度調整機能付きアイロンとしても使えるものを購入した方がいいと思う。