IKEAのアイロン台がリーズナブルでおススメ

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毎日スーツを着ていると、欠かせないのが“アイロンがけ”。 シャツはもちろん、スラックスも定期的にアイロンにかけてセンタークリースを維持しなければならない。しかし、仕事で疲れ果てた状態から、アイロンがけをするための気力を振り絞るのも中々難しい。

アイロンがけが必要であることを理解していながら、なぜ、アイロンがけをすることを面倒くさく感じるのか?色々と考えた末、行き着いた結論の一つが、「その導線に問題がある」ということ。 今までずっと、座って使用するタイプのアイロン台を使用していたのだが、この場合 1.立ってシャツを取り出す→2.座ってアイロンをかける→3.立ってシャツをしまう と、立って座る、座って立つ動作が1回ずつ入る。場合によってはその動作を何回も繰り返すことになる。年を取るにつれて座って立つ動作が段々としんどくなってくるもので、これが僕にとってアイロンがけを億劫にしてる原因でもある。

であれば、この動作を失くすことができれば、アイロンがけに対するモチベーションも変わるのではないかと考えて購入したのが、IKEAのスタンド式アイロン台。 尚、IKEAのアイロン台には2種類あるが、今回購入したのは、より安い『RUTER』のもの。税込み1,699円である。加えて、アイロン台カバーも同時に購入した。

スタンド式アイロン台のメリット

スタンド式アイロン台のメリットはやはり、”立ったままアイロンをかけられる”ことだろう。座る作業がなくなることで 1.シャツを取り出す→2.アイロンをかける→3.シャツをしまう の一連の流れが、中断されることなくシームレスにつながるようになる。 実際、アイロンがけに対する面倒くさい意識はなくなり、以前より頻繁にアイロンをかけるようになった。

IKEA RUTER アイロン台

IKEA RUTERアイロン台の作業面は108cm×33cmで、アイロンをかけるのに十分なスペースがあり、高さは60cm~89cmで調整可能。別売りのカバーはフェルトパッド付なので、購入しておけばより快適にアイロンをかけることができる。 価格も安く、とりあえず購入してみる分には満足だが、気になる点を挙げるとすれば、アイロン台を置くスペースがないところだろうか。コードレスアイロンを使用している場合、給電スタンドを置く場所がないと、給電のために結局しゃがんだりする必要がでてくるので、スタンド式アイロン台のメリットがなくなる。コードレスアイロンを使っている場合、サイズは大きくなるが、アイロン置き付きのIKEAのDÄNKAシリーズのスタンド式アイロン台を選んだ方が無難かもしれない。

アイロンをかけることによる変化

アイロンをかけるようになり、変化が現れたのはシャツやスラックスなどの服だけではない。日々の生活に対する意識も変化した。モノをきちんと扱うことで、日々の生活を丁寧に過ごすようになったといえばいいだろうか。 簡単に消費できるモノが大量に存在していることに慣れてしまい、段々とモノに対する意識や執着のようなものが薄れていたのかもしれない。今回のアイロンがけもそうだが、他にもブラッシングや靴磨きを通して、モノを丁寧に長く扱うという意識を持つことで、日常生活が豊かになったように感じることが多くなった。 普段アイロンがけをしなかったり、家族に任せきりにしている人はぜひ、自分でアイロンをかけるようにしてみて欲しい。