ワイヤレスモバイルバッテリーが持ち運びもスマートで超便利

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今やスマホは生活に欠かせない必需品のようになっている。最近のキャッシュレス決済の盛り上がりもあって、コンビニ程度なら財布を持たずにスマホだけを持っていくこともある。一方で機能の充実に比例してその価格も高額になってきており、かつては一年ごとだった買い替えスパンも段々と長くなってきている。スマホ技術もある程度円熟してきているので、正直1年2年昔の機種でもストレスなく使えるが、部品の摩耗、特にバッテリーの劣化に関しては防ぎようがない。元々、ACアダプタとしてもモバイルバッテリーとしても使える、『Anker PowerCore Fusion 5000』を使っていた。これはこれで便利だったのだけれど、本体自体もそこそこ大きく、ケーブルも持ち歩かないといけないのでそこそこ嵩張る。なるべく持ち運ぶ荷物を少なくしようとしていたところだったので、ケーブル不要でポケットに入るぐらいのサイズのモバイルバッテリーを購入したのだけれど、これが思った以上に便利だった。

購入した商品

今回購入したのは、『TOVAOON　モバイルバッテリー Qi ワイヤレス充電』という商品。入念に下調べしたわけではなく、Amazonで検索した中で、容量、価格、サイズのバランスが丁度いいと感じたから。そして、この判断は間違っていなかったと思う。

実機レビュー

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内容物は本体と充電用のケーブル、説明書のみ。ケースなどは付属していない。本体表面にはスマホを置く場所と、電池残量を示すランプがあり、下部には給電用のmicro USBポートに充電用のUSBポートが2つ設置されている。マットな質感なので指紋汚れを気にする必要がないが、ホコリなどは逆に目立つと思う。

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近くにあったiPhone 6sとサイズを比較してみる。縦、横の大きさはiPhone 6sより少しだけ大きいぐらいだが、厚さは結構ある。ただ、重さはスマホよりも少しだけ重く感じるぐらい。ズボンのポケットに入れて何とか持ち運べなくもないが、ポケットがパンパンになって動きづらくなりそう。

普段使いしているGalaxy S8で充電を試してみたところ、スマホカバーをつけていても問題なく充電することができ、iPhone 6sにはワイヤレス充電機能はないが、ケーブルを使用することで普通のモバイルバッテリーとして使うこともできた。複数充電にも対応しているみたいだけれど、複数の端末を一度に充電することがあまりないので、それは試していない。また、充電しながら普通のワイヤレス充電器として使うことも可能。僕は普段はコンセントにつないでワイヤレス充電器として使いながら、必要な時はモバイルバッテリーとして持ち運ぶ使い方をしている。容量も10000mAhあるので、Galaxy S8だと2～3回ぐらいは問題なく充電することができると思う。充電スピードに関しては普通。遅いと感じたことはないが、特別早いわけでもないので急ぎで充電する必要がある時には向かないかもしれない。

不満点

ケーブルを持ち運ぶ必要がなくなり、今まで使ってきたAnker PowerCoreよりも持ち運びやすくなったのでほぼ満足しているが、気になる点がいくつかある。

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一つは充電用の端子がmicro USBなこと。最新の商品ではないので仕方がないことだが、手持ちのケーブルがほとんどUSB Type-Cになっていることもあり、できれば充電用の端子はUSB Type-Cが良かった。二つ目は、側面にあるボタンを押さないと充電が開始されないこと。モバイルバッテリーとして使っている時はその方がありがたいのだけれど、コンセントにつないでワイヤレス充電器として使っているときもボタンを押さないと充電が開始されないので、ボタン押し忘れで充電できていなかったことが何回かあった。最後が、この商品というよりも平置きのワイヤレス充電器全般に言えることだが、スマホを置くときにちゃんと置いたつもりが、実は位置がズレており充電できていない時があること。ただ、最後の分に関しては別途スマホ用のスタンド等を買って、そこに充電器をおくことでなんちゃってスタンド式として使うことで解決できそうな気もする。