サンダル界のNB アイランドスリッパを購入

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夏の履物といえばサンダル。一口にサンダルといっても、ビーチサンダルからスポーツサンダル、レザーサンダルと様々な種類がある。そんな中でも絶大な人気を誇っているのがハワイ発の、「アイランドスリッパ」だ。日本人デザイナーによって考案されたサンダルの履き心地はまさに最高。 価格が高いので中々手を出すことができなかったが、この夏に向けてやって手に入れることができた。

アイランドスリッパとは

ハワイへ移住した日本人、本永瀧蔵がサンダルの原型を作り、その息子のエドワード・モトナガ氏によって発展。1986年より現代表のジョン・カーペンター氏に引き継がれました。

アイランドスリッパ公式通販サイトより

f:id:nusoopy:20180528232202j:plain アイランドスリッパはハワイのブランド。熟練の職人たちによってハンドメイドで製作されているため、耐久性も高く長く愛用することができる。 アイランドスリッパといえば、トング式のサンダルが人気だと思うが、今回僕が購入したのは鼻緒がないスライド式のもの。スウェードとスムースレザーがあり、どちらの素材にするか悩んだが、スムースレザーの方を選んだ。スウェードのフワッとした履き心地は魅力的だったのだけれど、スムースレザーの方が服を選ばない気がしたのがその理由。

商品レビュー

f:id:nusoopy:20180528232059j:plain 届いたので早速開封してみる。 袋を開けると広がるレザーの独特の匂い、タグには”Since 1946”、そして”Made in Hawaii”の文字。

f:id:nusoopy:20180528232115j:plain レザーの質感は思ったよりもテカっていたが、いやらしい感じはしない。

f:id:nusoopy:20180528232135j:plain ラバー製のソールは、ラフに使用しても問題なさそうなぐらいしっかりとしていて、長く使っていけそうな安心感がある。

サイズ感

サンダルに限らず、履物を選ぶときに最も重要になってくるのがサイズ感。特にアイランドスリッパはレザー製品なので、履いていくうちに伸びていく可能性がある。1サイズ小さめを勧めているサイトがある一方で、1サイズ大きめを勧めているサイトもあって、どのサイズを選べばいいのか分からない。 実際に試し履きできれば一番なのだけれど、できない場合も多いと思う。僕の場合、スライドを扱っている店は近くになかったものの、トング式のサンダルを扱っている店があったので、そこで試し履きさせてもらった。 ちなみに僕の足の実寸は25.5~26.0cmの間で、スニーカーの基本サイズは26.0cm。そこからメーカーによっては±0.5cmする。きちんと図ったことはないが、足幅はどちらかという狭めだと思う。そんな僕がUS7と8を試した結果

US7

履いた感じは結構きつく、かかとが5mm程度はみ出る。つま先部分に多少余裕はあるものの、革が馴染んでくるのにつれて足が前にでてくるので、最終的に余裕はなくなりそう。歩いたときにかかとがパカパカしないため、US8よりはこちらの方が歩きやすいと感じた。本当にジャストサイズ(丁度良いサイズという意味ではなく、足のサイズと同じぐらいのサイズという意味で)だと思う。

US8

かかとはソールの中に収まり、つま先もいい感じに余っている。立った状態でのフィット感はUS7よりもこちらの方が良かったが、歩くとかかと部分がパカパカするのが気になった。革がどれぐらい伸びていくのかにもよるが、1サイズ上まで伸びてしまったらちょっと歩きにくいかもしれない。

散々悩んだ末、US7を選ぶことにした。もしハーフサイズがあれば、間違いなくUS7.5を選んでいたぐらい微妙なサイズ感。愛用しているChacoサンダルとRed wingのアイリッシュセッターもUS7なので、多分大丈夫だろう。 また、サンダルのサイズ感で調べているときに、一部でかかとが出ていた方がいいと書いてるサイトがあったが、これは多分見た目だけの問題だと思う。かかとがはみ出ている見た目が嫌な場合、気にせずに1サイズ大きめを選んだほうがいいかもしれない。あまり他の意見に惑わされずに、履き心地と自分が満足できるかどうかを重視すべき。

 実際に届いた商品を履いてみて

試着した店にはスライド式がなかったので、楽天で購入した。 届いた商品を実際に履いてみて最初に感じたのが、 「ん?トング式のサンダルのサイズ感と微妙に違う。」 ということ。あくまで僕の感覚の話でしかないので、実際のサイズには差異がないのかもしれない。ただ、スライド式はベルトの部分で足が止まるので、トング式よりもかかとがはみ出て、つま先部分が多めに余る気がする。また、ベルトに小指があたって結構痛い。同じUS7でも、トング式の方は歩いたとき多少パカパカする感じがあったが、スライド式はそれがない。 とはいえ、歩きにくいという印象ではないし、履いていくうちに革が伸び、フットベッドが沈んでいくことも考えると、経年変化によって解決されるような気もする。今の時点では正直、(US8の方が良かったかな)という気持ちがあるが、とりあえずしばらく履いてみようと思う。 サイズ選びについては好みにもよるが、スライド式を選ぶ場合は普段履いているスニーカーと同じサイズ、もしくはハーフサイズ下を選ぶのが良さそう。伸びると言われても実際期待したほど伸びない場合もあるので、1サイズまで下げてしまうのは、ある種ギャンブル的な要素があるかもしれない。

サイズ感に関してはやや微妙な感じが残るものの、質感や歩き心地は最高。スポーツサンダルが流行りだしたのが、2014年くらいからだろうか?今ではスポーツサンダルを履いている人を多く見かける。そんな中、こういったレザーサンダルを選ぶのもありだと思う。