Chacoサンダルのススメ

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先日、履き心地抜群のレザーサンダル「アイランドスリッパ」を購入した。 www.growgrove.com

サンダルというカジュアルな履物でありながら、レザーが醸し出すちょっとしたドレス感。見た目だけじゃなく、履き心地も最高で普段使いに丁度いい。 しかし、夏場に海などの水辺のレジャーに出かけた時、水を嫌うレザーサンダルは使い辛いのも事実。スポーツサンダルだと、そんな時でも水に濡れることを気にする必要もない。

Chacoのスポーツサンダル

f:id:nusoopy:20180716003731j:plain スポーツサンダルがファッションアイテムとして流行りだしたのが、2014年頃だろうか。誰もが一度は目にしたことがあると思う。ショップやファッション雑誌では数多くのスポーツサンダルが紹介されているが、その中でも僕が愛用しているのはChacoのZ/1 Classic

Chacoサンダルの特徴

Chacoサンダルは色々なところで紹介されているので、目にしたことがある人は多いんじゃないだろうか。本来はアウトドア用のサンダルのはずだけれど、セレクトショップ別注モデルなどもたくさん展開されている。そんな大人気のチャコサンダルの愛される理由は、『履きやすさ』と『頑丈さ』にあるだろう。

履きやすさ

f:id:nusoopy:20180716003716j:plain f:id:nusoopy:20180716003758j:plain はっきり言って、Chacoサンダルのフットベッドはクッション性が高く快適だとは言えない。それでも履いていてあまり疲れを感じないのは、足をサポートするために最適化されたフットベッドのデザインにある。Chacoサンダルのフットベッドのデザインは、アウトドアアクティビティの激しい動きでも安全、快適に動けるように最適化されている。 また、サンダルを履いていて、「歩いている内に脱げそうだな」とか、「アッパー部分の締め付けはもうちょっと強い方が歩きやすいかも」と感じたことがある人もいると思う。Chacoサンダルは足をホールドする部分が1本のストラップで構成されているので、自分の足に合うようにアッパー部分を細かく調整することができる。実際、Chacoサンダルを履いていて、サイズが合わずにブカブカするとか、歩きにくいと思ったことは一度もない。

頑丈さ

f:id:nusoopy:20180716003813j:plain 僕はChacoサンダルを履き始めてから5年ぐらい、夏場はほとんどChacoサンダルを履いて生活しているが、ビックリするぐらいソールが減らない。多分あと5年ぐらいは余裕で履けるんじゃないだろうか。ソールはポリウレタン素材で作られており、頑丈なのでダメージを気にせずに色んなアクティビティにガシガシと使っていける。もちろん、水に濡れるのを気にしなくていい。 動きやすく、頑丈。スポーツサンダルに必要なこの部分において、Chacoサンダルは信頼できると思う。

Chacoサンダルの気になる部分

重さ

しかし、Chachoサンダルにも気になる部分はもちろんある。まずは『重さ』。Z/1 Classicだと、片足だけで重さが410gぐらいある。ビルケンのミラノで約200g、Tevaのハリケーンが約280gらしいので、数値だけで見るとChacoサンダルは重い部類に入るだろう。Chacoサンダルを長時間履いた後に他のサンダルを履くと、その軽さにビックリするかもしれない。但し、きちんとデザインされているので、重いから歩きにくいとは感じない。そもそも革靴に比べたらずっと軽い。 頑丈さと重さはトレードオフの関係にあるので、これはどちらを重視するかによる。重いのが絶対に嫌な人にはChacoサンダルはあまりオススメできないかもしれない。

汚れや手入れの猥雑さ

f:id:nusoopy:20180716003824j:plain Chacoサンダルのフッドベッドには溝があるのだが、皮脂汚れなのか履いていくうちに段々と白くなっていく。しかもブラシで強くこすって洗っても中々落ちない。僕はこの部分を経年変化の味と考えて気にしないようにしているけれど、気になる人もいるだろう。 また、ホールド部分が1本のストラップでデザインされている構造上、ストラップを通しているソール部分に砂やホコリなどが入ってしまう。僕は毎シーズン、柔軟剤をストラップの穴に入れ、ストラップを動かして砂やゴミを取ってケアしている。しかし、年季が入ってくるとストラップが中々動かないので、動かすのに力がいる。これが結構大変。楽に手入れできるサンダルがいい人は、他のサンダルを候補に入れてもいいかもしれない。

Chacoサンダルはタフに扱えるギア

Chacoサンダルは機能性を追求した製品なので、ファッションアイテムというより、ギアとして扱うのが正しい気がする。なので、多少手入れに手間がかかっても、タフなアイテムを長く使っていきたい人やアウトドアアクティビティが好きな人に向いていると思う。 一方、長く使えるということは、新しいものに買い換える機会が少ないということでもある。そのため、毎年サンダルを買い換えるような飽き性な人にはちょっと高い買い物になるかもしれない。 ただ、僕も飽き性な方で、毎年他のスポーツサンダルが気になったりするものの、最終的にはスポーツサンダルはChacoが一足あれば良いという結論に落ち着くので、とりあえず試してみてほしい。 Chacoサンダルを愛用している身としては、このサンダルを万人にオススメしたい。