ここ数年で最もバカで最高な衝動買い ビルケンシュトックのチューリッヒ

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ダメなことだと思いつつも、ついしてしまうのが衝動買い。僕も衝動買いをしてしまうことが多く、大体のケースで後悔している。 そんな中、ここ数年で最も「やってしまった」と思いながら、ものすごく満足した衝動買いをしてしまった。それが、ビルケンシュトックのサンダル、「チューリッヒ」の購入。

なぜ「やってしまった」なのか

満足している衝動買いなら、「やってしまった」なんて思う必要がない。じゃあなぜそう思ったのか?それは、このサンダルを手に入れた2周間ほど前に別のサンダル、「アイランドスリッパ」を購入していたからだ。 アイランドスリッパについては、以前ブログにも書いた。 www.growgrove.com

「やってしまった」と思った理由は、アイランドスリッパを購入して間もないのに、なぜ新しいものを購入したのか?というのが一つ。基本的に夏場にしか履かないサンダルを何足も持つ必要があるのか?が二つ目。 つまり、「そんなにすぐ新しいものを買うなら、初めからなぜそれを買わなかったのか。」ということになる。これはその通りで、確かに馬鹿な部分はあると思う。購入のタイミングはともかく、どっちも非常に優れたサンダルなので購入したことに対しては後悔していない。

チューリッヒのレビュー

f:id:nusoopy:20180716003934j:plain f:id:nusoopy:20180716004033j:plain ビルケンシュトックといえば、解剖学に基づいてデザインされた特徴的なフットベッドが特徴的で、その快適さから愛用している人も多いと思う。数多くある種類の中から、今回僕が購入したのは『チューリッヒ』というシリーズ。指先を除いたアッパー部分が覆われているデザインで、アリゾナと並ぶ人気商品のため、街中でも履いている人をよく見かける。

f:id:nusoopy:20180716004047j:plain アッパー部分が全てレザーで覆われているので、僕の中では、サンダルとシューズの中間にあるようなイメージ。サンダルに靴下を履くのはあまり好きじゃないけれど、このデザインなら靴下を履いていてもあまり違和感なく履くことができそう。 アッパー部分には前後に調整するベルトがあるので、自分の足に合わせて細かく調整することができる。

特徴的なフットベッドはもちろん快適で、少し固めの感触も馴染んでくると気にならないだろう。ちなみにソフトフットベッドという柔らか目の種類もあるらしい。

f:id:nusoopy:20180716004002j:plain 今回購入したのはアッパー素材がオイルレザーのもの。レザーは厚めでしっかりしており、やや重い印象にはなるが、その分経年変化を楽しむことができる。

購入したサイズは、39(25.0~25.5cm)で幅広(レギュラー幅)のタイプ。ちなみ普段履くスニーカーのサイズは基本的に26.5cmのもの。僕は人差し指が長い足のタイプだけれど、ソールの中にきちんと収まる。ソールの大きさ自体はChacoサンダルのUS7(25cm)と比べてそんなに変わらない。ただ、Chacoサンダルは指先にまだ遊びがあるのに比べて、ビルケンは縁の部分が盛り上がっているため、あまり遊びの部分がない。といっても、履いたときに違和感があるわけではないので、特別気にする必要はなさそう。 f:id:nusoopy:20180716004132j:plain f:id:nusoopy:20180716004141j:plain f:id:nusoopy:20180716004156j:plain f:id:nusoopy:20180716004205j:plain

気になる点

今回購入したチューリッヒで唯一気になったのが、アッパーのレザー部分。 もちろん、色味・品質ともに問題ないし、経年変化楽しむことができる素晴らしいレザー素材であることは間違いない。問題は履いた時にある。しっかりとしたレザーのため、素足で履くと擦れて結構痛くなってくる。そのため、馴染んでくるまでは耐えるなり、靴下を履くなり何らかの対応をする必要がありそう。 ちなみに、柔らかいスウェード素材のチューリッヒだと、こんなことを気にしなくてもいいのかもしれない。

直営店での購入がオススメ

ビルケンシュトックの靴を購入する時、特にはじめての購入の場合、できれば直営店での購入をオススメする。ビルケンシュトックには各サイズ、幅狭・幅広の2種類があり(ものによってはないものもあるが)、自分にあったサイズを選ばないと足が痛くなってしまう。そのため、自分の足にあったサイズを探すのに、種類の豊富な直営店が一番手っ取り早い。 もちろん、実店舗で試着してネットで安く購入するのもあり。その場合、偽物の危険性や、並行輸入品のためアフターケアなどを受けることができない可能性は考えておいた方がいい。

ちなみに、今回僕がサイズを決めるにあたって、 39(幅狭) ← ちょっときつい。足の外側がソールから少しはみ出ている。 39(幅広) ← 足にジャスト。少しゆとりのある分を試したい。 40(幅広) ← 問題はなさそう。ただ、歩くとかかとが少しパカパカする。 40(幅狭) ← このサイズでもいいかも。ただ、右足の土踏まずの部分に少し違和感がある。 という経緯を経て、39(幅広)に決めた。 足に合わない靴を履くことは、足だけでなく体全体に悪い影響がでるらしいので、サイズ合わせはしっかりとしておきたいところ。