誰でも簡単にできるチプカシの電池交換

先日、たまたま安くなっていたチプカシの時計を見つけた。

購入した時点ですでに時計は止まっており、それぐらい長い間売れていなかったから安くなっていたんだろうと思う。電池を交換してもらおうと、購入したその足で時計屋さんに向かったのだが電池交換には1000円ぐらいかかるらしい。

高い金額ではないが、1000円で購入した時計の電池を1000円かけて交換するのは、なんとなく悔しい。 自分で交換する方法はないものかと調べてみたら、チプカシの時計は意外と簡単に電池交換ができることがわかったので挑戦してみた。

準備

交換するにしてもどの電池が使われているのか調べないといけないので、時計の裏側を外して電池をチェックする。

幸い僕が購入したモデルは裏蓋を外すのに精密ドライバーを必要とせず、マイナスドライバーで簡単に外すことができた。さらに、今回の電池交換で使用する工具はこのマイナスドライバー1本のみ。

電池を確認したら、同じものを購入してこれで準備は完了。

交換

準備が完了したら早速交換作業に移る。といっても裏蓋を外すとすぐに電池が見えるのでそれを素手で外して交換するだけ。

まず、裏蓋を外した状態。

電池の右側に少し重なっているパーツがあるが、このパーツが電池を固定している。これを少し右側に動かすことで電池を外すことができる。

電池を外したら、固定パーツを押さえて右側にずらしたまま新しい電池を入れる。

固定パーツを戻して時計がきちんと動いているのを確認したら、裏蓋をはめて完了。

所要時間は5分程度。途中難しい作業は何もなく、全く知識がない僕ですら簡単に交換することができた。

チプカシの良さ

僕は今までに何本かチプカシの時計を持っていたのだけれど、チプカシの良さはなんといっても『安いのに耐久性が高い』ことだろう。言い換えればコスパが高い。

今の時代、スマホさえあれば時間は確認できるので時計は必要ないという意見を聞くこともあるが、仕事中などスマホが手元にないことも結構あるので、個人的には時計は必要だと思っている。とはいえ、高級な時計である必要はないし、そもそも買えない。なので、価格が安いのに数年間問題なく使えて、電池交換も簡単なチプカシは丁度いい。

それにチプカシはサイズ感がいいモデルが多いような気がする。以前文字盤の大きい時計を使っていたが、夏場はともかく、冬場はジャケットやシャツの裾によく引っかかってとにかく煩わしかった。 今回購入したモデルは1000円にも関わらず、そこそこ見た目もいいし、なにより薄いので着けていて違和感等を感じることが全くなく素晴らしい。

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