10年ぶりにMacbook proを買い替えた

f:id:nusoopy:20201021153852j:plain

調子が悪くても騙し騙し10年近く使い続けてきたMacbook proの調子がどうにもならない状況になったので、久しぶりに新しいMacbook proを購入した。

買い替え自体は1年ほど前から考えてはいたのだが、安い買い物ではないし、ネットサーフィン程度ならスマホやiPadで十分なので正直かなり悩んだ。今回は買い替えを決めた動機や、なぜまたMacbook proを選んだか、そして新しいMacbook proを使って感じたことなどを書いていく。

買い替えの動機

今回買い換えるにあたって、直接の動機になったのは今まで使っていたMacbook proがダメになってしまったこと。特に最近は頻繁にHDがガリガリガリガリと異音をあげることが多くなり、それでも一応動作はしていたもののさすがに危険を感じてしまった。

 Macbook proを選んだ理由

f:id:nusoopy:20201021152919j:plain f:id:nusoopy:20201021152958j:plain

Macbook proを選んだ理由は、スマホやiPadと役割の住み分けを行いたかったから。

最初はMacbook airへの買い替えも検討した。ネットサーフィンやブログの執筆程度であればMabook airでのパフォーマンスでも問題ないとおもうが、正直それらの作業はスマホやiPadで事足りる。僕がパソコンでしたい作業の中には写真の編集や、デザイン作業とかもあったので、それらの作業を快適に行うにはやはりMacbook proのパフォーマンスは欲しい。

コスパの点だけを見ればiMacという手もあったものの、家の中でも場所を移動して作業することが多かったので今回は見送った。購入して2週間後ぐらいに新型iMacの発表があったので、この判断は良かったと思う。

Apple siliconへの移行

丁度AppleがCPUをそれまでのIntelからARMベースのものにするという発表があり、ARM搭載のMacbook proが年内に発売されるのではないか?との噂もあり、今のタイミングがMacbook proの購入に最適なのかどうかはかなり悩んだ。

ただ、購入を検討していたモデルが2020年の5月に発表されたばかりであり、 ARMベースのMacがでてきても移行には2年ほどかかる予定らしいのでリセールバリューがすぐに下がるわけではないこと また、初期は安定性を含めてしばらく様子見をしたかったので今回購入を決断した。というかそもそも古いMacbook proのHDがいつダメになってもおかしくなく、ARMベースのMacを待つ余裕なんてなかったことも大きい。

レビュー

サイズ

f:id:nusoopy:20201021154414j:plain f:id:nusoopy:20201021154457j:plain

届いたのをMacbook proを見て最初に驚いたのはそのサイズ感。

同じ13インチでありながら、大きさも厚さもワンサイズ違うんじゃないか?と思うぐらいにコンパクトになっている。

反面、メモリの増設やSSDの換装を行うのは難しくなっているが、メモリは16GBあればとりあえず十分だと思うし、SSDは外部SSDを使えばいい。正直古いモデルは13インチといえ、持ち運ぶには少し躊躇するようなサイズ感だったが、新しいモデルは無理なく持ち運べそう。

パフォーマンス

正直、10年近く前のMacと比べるのはどうかと思うが、やはり動作は体感で感じられるほどかなり快適になっている。

古いMacbook proでは32bitのアプリを動かすためOSのアップグレードを行っていなかったが、今回の移行で最新のOSになったため、一部のアプリが動かなくなったのは少し残念。

一部アプリといってもそのほとんどは使用頻度が低く、使っていたのもAdobe Photoshop CS5ぐらい。それが使えなくなるのは若干痛いが、そもそも古いバージョンなのでこれを機に新しいバージョンを試してみようと思う。

困った点

今回の移行で最も困ったのが、古いアプリのアンインストールだった。

Macの場合、App StoreからダウンロードしたものならLaunch padで削除することができるし、サードパーティ製のものもゴミ箱に持っていくだけで削除することができる。(付随のゴミファイル等を削除するには専用のアプリの利用が必要だが。)

では何に困ったかというと、Adobe CS5のアンインストールだった。今回はTime Machineのバックアップデータから移行したのだが、その際、移行するアプリの選択ができなかったため、必然的に古いMacに入っていたアプリは全て移行されることになった。

しかし、上でも書いたようにAdobe CS5は32bitにしか対応していないので、新しいOSでは使うことができず、アイコンの上にも○に斜線の入ったマークが書かれている。

削除しようと専用のアンインストールアプリを起動してみたものの、エラーがでて起動されない。ライセンスの問題等もあるため、他のサードパーティ製アプリのように削除していいのかどうかも分からない。

色々調べてようやく綺麗に消すことができたが、これだけに3~4時間ほどかかったと思う。

他にもう一点困ったというか戸惑ったのが、ファンクションキーがTouch Barに変わっていること。

ただ、色々なブログを見ていると慣れれば使いやすいみたいなので、早く慣れていきたい。

端子がUSB-Cのものしかないのも微妙なところだが、拡張機器をつけることで今までのものより逆に使いやすくなったので、これはこれでありだろう。

AppleCare+について

Appleには補償を延長してくれるAppleCare+という商品がある。

これに入ることで3年以内であれば通常高額になる有償修理であっても、無償もしくは安くで修理してもらうことができる。このAppleCare+に入るかどうかは購入後でも入ることができる購入後30日以内ギリギリまで悩んだ。 その一番の理由はAppleCare+の価格にある。

Macbook proの場合、AppleCare+の料金は大体3万円程度になる。これを高いと取るか安いと取るか。これが5年とかならためらいなく入っていたが、3年という、丁度不具合が出てき始める微妙な期間設定。3年間何の問題も起きない可能性も考えると気軽には購入できない。 そうやって悩んだものの、結局入ることにした。

決め手になったのは、2年ほど前に知人が購入したMacbook proのディスプレイが割れ、AppleCare+に入っていなかったために修理費用に3万円ほどかかったという話を聞いたこと。ディスプレイに関する不具合は割りと多いらしく、それを聞いた後で修理に3万円払うならAppleCare+に払ったほうがいいと考えるようになった。仮になんの問題も起きなかったとしても安心料として割り切ることにした。

購入後AppleCare+の加入方法

購入後にAppleCare+に入るには、公式サイトから申し込む必要がある。

期限は購入後30日以内となっているので注意が必要だが、場合によっては30日以降でも対応してもらえるようだ。

僕はキーボードだけUSキーボードにしたかったので、家電量販店を通してCTOしたのだが、この際にもしかしたら到着まで1ヶ月近くかかるかもしれないと言われた。

そうなると各日に購入後30日以内には間に合わないためどうすればいいかAppleのサポートに連絡したところ、そういった事情であれば対応してくれるらしい。幸い30日以内に届いたため、問題なくAppleCare+に入ることができた。そういった事情なく30日越えた分に関しては入れない可能性があると思うが、手元に届くまでに時間がかかる場合は一度問い合わせてみたほうがいいかもしれない。

購入場所

今回僕はソフマップを通して購入した。

ソフマップを選んだのは単純にMacのCTOを扱っているお店で一番近くにあったから。Appleのサイトで買おうかとも思ったが、高い買い物なのでできればポイントがつくところで購入したかった。

個人的には同様に、なるべくポイントがつくタイミングで買うことをおススメしたい。というのも、Macbook proには拡張用のハブやマウスなど必要な周辺機器が多いので、本体で手に入れたポイントをそれらの周辺機器を買うのに使えるからだ。

周辺機器についてはとりあえず必要最低限のものだけ購入した。 まだまだ欲しい周辺機器がたくさんあるので、少しづつ揃えておいおいレビューしていこうと思う。