ペンケースに新しいお友達 ~STEADTLER 925~

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新年度が始まり、気分を変えるために新しいシャープペンを購入した。
以前使っていたのはrotring 500。新しく購入したのはSTEADTLER 925
なぜ製図用であるrotringやSTEADTLERをわざわざ選んだのか?それは「製図用シャープペン」を使っていると、こだわりを持っているような気がして格好いいからという単純な理由からだ。

実際製図用シャープペンは重心のバランスも良く、非常に書きやすいものが多い。
(使いだした理由が理由なので、「製図用シャープペン」はいいもの、というバイアスがかかっていることは否定できないが)

rotring 500には上位機種の600というものがある。ほとんど金属製の600に比べて500はグリップ部分は金属製ではあるものの、それ以外のパーツは多くがプラスチック。その分 600と比べて疲れにくいのが特徴だと思うし、個人的には重さのバランスが絶妙だと思っている。
そんな500を使い続けて1年。デザイン・重さともに申し分なかったのだけれど、唯一「軸の細さ」だけが気になっていた。このシャープペン、軸が結構細い。細軸と太軸、どちらが書きやすいのかは好みや個人差があると思うが、自分は太い方が書きやすいタイプ。
なので、新しいシャープペンを買おう思った時、最初に決めたのが500より太い軸にするということ

最終的に購入に至ったのが「STEADTLER 925」だが、実は最初に文房具店を訪れた時点で購入しようと思っていたのは、同じrotringからでているrapid proという商品。
ただこのシャープペン、デザイン・軸径の太さは申し分ないのだけれど、重量が約24gと結構重い。rotring 500と比べるとおそらく10g程度は重くなっていると思う。重心が低めにあるので、数値程重くなったようには感じなかったが、長時間文字を書くのは辛そう。

せっかく来たので何か購入して帰りたいのだが、元々rapid proを買うつもりで行ったので、他の候補は全く考えていなかった。
こうなったらプロの意見を参考にするしかないと思い、近くにいた店員さんを捕まえて聞いてみる。幸い店内も混んでいなかったのですごく丁寧に説明してくれた。
まず、自分が今rotring 500を使っており、軸の細さが気になっているということを伝える。そして、「同じぐらいの重さ」で「もう少し軸径の太い」製品がないか聞いてみる。
結果、店員さんが薦めてくれたのが

の4本。

実はスマッシュとクルトガはrotring 500の前に使用していたので、残りの2本を試させてもらった。

最初に試したのがSTEADTLER 925
デザインも良いし、軸径の太さもしっくりくる。なによりrapid proと比べて軽い。rotring 500よりか少し重い気はするが、あんまり気になる違いではないように感じた。
唯一気になったのがグリップ部分。rotring 500を買うときにも「グリップ部分で指が痛くなる」という意見を見て購入を一瞬ためらったことがあったが、925を持った感じrotringよりも鋭い気がする。
指が痛いかどうかは個人差があるし、痛みの程度にもよるとは思う。実際自分は1~2時間程度では手が痛いと感じたことはなかった。ただ、その鋭さゆえにペンケースの中で他のペンを傷つけてしまうという可能性はある。

次にファーバーカステルのバリオ
軸径の太さは丁度良い。クラシックなデザインも雰囲気があって良い。ただ、925に比べてかなり重く感じた。rapid proよりも重く感じたのだが、店員さんによるとrapid proよりは軽いらしい。バランスの関係もあるのかもしれない。

この後、店員さんに色々と質問しながら散々試し書きをして、最終的に925に決定。

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試せば試すほど、デザイン・軸の太さ・重さとバランスが理想的だったのいうのが理由。
グリップ部分(ローレット加工というらしい)が他のペンを傷つけないか気になったが、実際に使ってみないとわからない。そもそもペンケースの中にあるペンはどれも傷だらけなので、少し増えるぐらいは構わない。

rotring 500との比較

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しばらく使ってみてきちんと手に馴染むかどうか様子を見ていきたいと思う。