子供用の甘口カレーをとび辛スパイスで大人の味にする

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カレーというのは中々便利の料理だ。
一度にたくさん作ることができるし、日持ちもするので一度作るだけでしばらく夕飯にかかる手間を省くことができる。思い出せば、うちの食卓にはカレーが並ぶことが多かった。当時はカレー好きの弟のためにカレーの頻度が多いんだな、と母の優しさに感動を覚えていたものだけど、一人暮らしを始めてから本当の理由がやっと分かった。
結婚してからも食卓には良くカレーがでてきた。頻度としては月に1、2回ぐらいだろうか。1度作ると2、3日はカレーの日々が続くので一か月の内4~6日はカレーを食べていることになる。
しかし気づくと、ここしばらくカレーが食卓に並ぶ頻度が激減していた。どうやらカレーの頻度が減ったのは子供の離乳食が終わったあたりからのようだ。

そのことを奥さんに聞いてみると、どうやら意識してカレーを避けていたようだ。というのも、大人用に辛口、子供用に甘口の2種類を作る必要があるので面倒くさいらしい。確かに2種類作るとなると手間が倍かかるので、夕飯をしばらくカレーで済ませられるというメリットがなくなってしまう。

子供はカレーが大好きなので、子供だけ別メニューにするというわけにもいかない。中辛のカレーにヨーグルトやリンゴ、牛乳を足すことで味をマイルドにしようとしたが、それでも子供にとっては辛かったようだ。かといって甘口カレーはあまり好きではない。
僕はカレーが特別好きというわけではない。年に2、3回無性に食べたくなる時があるが、それ以外の時は出されたら食べるけど、わざわざ自分から選ばないというレベル。なので、カレーの回数が少なくなったところで特に困らない。

という話をカレー好きの友人にすると、なぜか憐みの目で見られた。曰く、カレーというものは、他国のものを取り入れて独自の進化をさせることで発展してきた日本文化を象徴する存在らしい。そんなどうでもいいことを熱く語られた後、紹介されたのがCoCo壱の『とび辛スパイス』。辛さを増すためのスパイスらしく、甘口カレーにこのスパイスをかけることで辛いカレーを楽しむことできる。
正直、そこまでしてカレーを食べたいとは思わないが、そんなに高価なものでもなく、プレゼントしてくれるというので試してみることにした。

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パッケージには掛け過ぎに注意とあるが、一振りで出る量が少ないので注意していれば掛け過ぎることはないと思う。少量だとあまり違いを感じなかったので、一通りまんべんなく振りかけてみた。

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食べる前は甘口カレーが辛口に変化するというイメージだったけれど、実際は辛い甘口カレーを食べているような感じで少し違和感がある。中辛から辛口への変化だとあまり違和感はないのかも。
確かに辛くはなっているので、甘口カレーはあまり好きではないが、これだと問題なく食べられる。
これでカレーが食卓に並ぶ回数が増えそう。カレーの辛さ問題で悩んでいる人はぜひ試して欲しい。