勉強時間の確保について ~社会人からの大学生活~

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社会人として大学生活を送る上で、一番最初に直面した困難は勉強時間の確保だった。 土日はなるべく家族のために使いたかったので、勉強のための時間は平日に確保する必要があった。 なので学生生活1年目の平日は、朝8時から17時まで働き、学校へ移動。その後3時間学校で過ごして10時過ぎぐらいに帰宅。そこから晩ご飯やお風呂、個人的な用事などを済ませた後、午前2時まで学校の課題や予習・復習をするといったスケジュールで過ごす。朝は6時に起きないといけないので平日の平均睡眠時間は4時間程度しかない。

モチベーションの高さもあって一年目はなんとかなったが、正直かなりきつかった。そこで、それまでのタイムスケジュールを見直すことにした。 まず最初に行ったのが、スキマ時間、具体的には通勤・通学時に電車に乗っている時間の活用。通勤・通学電車の中でスマホを見ることをやめて、勉強のための時間にあてる。 さすがに課題は電車の中でできないので、行ったのは予習、復習のみ。予習は授業で使う予定の文献を読み、疑問に思ったことやわからなかったことのチェックを、復習は当日使用したプリントやノートを見返し、理解がハッキリとしていない部分のピックアップをした。このピックアップした部分はできるだけ早いうちに自分で調べて解決しておく。 当時は通勤・通学併せて合計で1時間半ぐらい電車に乗っていたので、予習・復習には十分な時間を確保することができた。通勤時間だけでなく、昼休憩などのスキマ時間ももちろん活用した。

次に行ったのが、一日のスケジュールの見直し。 それまで個人的な用事、オンライン英会話やブログ記事の執筆など、を夜にやっていたのだが、疲れた状態では全く集中できず、無駄にダラダラ時間をかけてやっていたことあった。そんな無駄な時間をなくすために、夜は個人的な用事をやらずに早く寝て代わりに朝早く起きてすることにした。 正直なところ、それまでの生活習慣を変えるのは中々難しく、朝起きるのが辛い日も多かったけれど、やはり朝の方が夜に比べて圧倒的に効率がいい。一日の始まりで体が疲れていないのもあるが、出勤時間という時間制限もある中で済ませないといけないので、かなり集中して英会話やブログ記事の執筆に取り組むことができた。 ある程度体が慣れてくると個人的な用事だけでなく、学校の課題も朝にやるようになり、夜は復習時に分からなかったことを調べるだけになった。復習を翌朝に回したこともあったが、これに関してはその時のモチベーションなどもあるので、翌朝に回さずに当日処理してしまった方がはかどると感じた。

他にも学習内容に優劣をつけてしっかりと取り組むべきものとそうでないものを区別したり、テレビを見る時間を減らしたりなど細々としたものも行ったが、タイムスケジュールの改善に大きく役立ったのは上の2点。つまり、『スキマ時間の活用』と『朝活』。この2つをきちんと行っただけで、それまで4時間しかなかった睡眠時間を、6時間まで伸ばすことができた。2年生から卒業までの3年間もこのタイムスケジュールで乗り切ったし、朝活に関しては今でも続けている。その日やらなけらばならない勉強や試験対策など、必要なことを朝に済ませることで、夜時間に追われることがなくなるので、自分の生活リズムを維持できるなら朝活は本当にオススメ。