Androidの自動マナーモード設定をCronoidからMacroDroidに変更

仕事中、映画館、公共の場所など、日常生活の中でスマホの電源を落とす、もしくはマナーモードに設定しておかなければならない機会は多い。僕は家にいる時以外は基本的にマナーモードの設定している。自分のいる環境によって都度設定を変えるよりも、そうしておいた方が設定し忘れることもないし、鳴ってはいけないところで音が鳴って焦る、なんてことを防ぐことができる。 ただ、サイドボタン一つで簡単にマナーモードが設定できるiPhoneと違い、Androidはマナーモードにするために音量ボタンを操作する必要があるので少し煩わしい。そこで活躍するのが自動化アプリ。このアプリを利用することでスマホを操作すること無くマナーモードに設定することができ、以前にも別記事で書いたことがある。

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Android OSのアップデートと共に動かなくなった自動化アプリ

僕が今使っているスマホ、Galaxy S8が2019年の4月にAndroid 9 Pieに対応した。このAndroid 9 PieをベースにしたGalaxyの新しいUI、『One UI』の評価が高く、早く使ってみたかったのですぐにアップデートしたのだが、アップデート後にそれまで使っていた自動化アプリ、『Cronoid』が動かなくなった。 厳密に言えばCronoidそのものが動かなくなったわけではなく、僕がCronoidに唯一登録していた、特定wifiへの接続、解除を検知してマナーモードに設定するマクロが動作しなくなった。一度設定を削除して、再度マナーモードの自動化を登録したものの状況は改善しない。

代替アプリとしてIFTTTとMacroDroid

IFTTT

そこで自動化アプリを変更することにした。最初に代替アプリとして使用したのが、自動化アプリとして有名な、『IFTTT』。特定のwifi接続に関するマナーモード自動化の記事は少なかったが、特定wifiへの接続、解除の検知が可能なようだったので試してみることに。

特定wifiの検知がリストから選ぶものではなく、名前を入力するタイプだったのできちんと検知するのか不安ではあったが、とりあえず設定はできた。早速wifi設定のon/offを切り替えて動作するか確かめてみる。が、うんともすんとも言わない。wifiの名前入力に問題があるのかと思い、試しに特定wifiではなく、wifiそのものに接続しているかどうかの設定に変更してみたが結果は変わらない。アプリへのアクセス許可もきちんと有効になっているようだし、動作しない原因は分からず。結局、IFTTTを利用したマナーモードの自動化は諦めた。

MacroDroid

次に試したのがMacroDroid。無料版と有料版があるが、両者の違いは登録できるマクロ数の数(無料版は5つ、有料版は無制限)と、広告の有無のみ。マナーモードの自動化だけなら無料版で十分。 自動化の設定方法はCronoidのものと良く似ていたので、迷うこと無く設定することができた。ただ、音量の調整(マナーモードの設定)にはスマホの設定にアクセスするため?に別アプリのインストールが必要になるらしい。 動作にも問題なく、きちんと特定wifiの接続を検知してマナーモードのon/offを設定してくれる。今のところはマナーモードだけだけれど、自動化アプリは設定次第でもっと便利になりそう。会社とか学校につくと自動で家族にLINEが届くとか。 今回のマナーモード自動化では上手く行かなかったけどれ、IFTTTもかなり色々と設定ができるらしいのでもうちょっと調べて使いこなせるようになりたい。