20数年ぶり2回目の海遊館

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大阪を代表する水族館、『海遊館』。 家から1時間もかからない場所にあるのに、最初に行ったのは確か中学1年のときの遠足だったと思う。それから20数年間、隣にあるミュージアムには何回か訪れたことがあるが、海遊館に入ったことはなかった。 そんな海遊館に先日、子どもを連れて行ってきた。

当日は夏休みに入って最初の日曜ということもあってか、開館時間ちょうどぐらいに到着したのにも関わらず、チケット売り場には結構な列ができていた。15分ぐらい並んで無事チケットを購入することができたものの、次はそこから入場まで10分ほどまた並ぶことになる。 正直、この時点で来る日にちを間違えたんじゃないかと後悔し始めたものの、普段の土日がどれだけの人なのか分からないので比べることもできず、こういうもんかと無理やり自分を納得させる。そもそも今回は子どものために来たのであり、自分のためではない。だから少々の人混みは我慢しよう。そう自分に言い聞かせた。

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最初に出迎えてくれたのは水槽のトンネル。 おぉ、すげーって思ったのだけれど、他の人はあまり立ち止まることなく人の流れもスムーズだったので、これはもしかしたらこの人の多さでもスムーズに見て回れるかわもしれないと期待する。すぐに裏切られたけど。 最初の水槽の前には人、人、人。大人が一つの水槽にたどり着くのに5~10分程度の時間がかかるような人混み。ただ、僕は上手く大人の間をかいくぐって水槽の前に進んでいく子どもを暗い空間の中見失わないように注意しないといけなかったので、きちんと展示を見る余裕はなく、人混みの後ろを子どもの姿だけを追いかけて進むことになる。結果的にこれで良かった。

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海遊館を訪れた人はよく知っていると思うのだけれど、海遊館は基本的に縦長の大きな水槽を上から下へと見て進むような構造になっている。つまり同じ展示を別のアングルから何回も見ることになる。後半になってくるにつれて水槽の前に立ち止まる人も少なくなってくるので、わざわざ最初に人混みのなかもみくちゃにされながら見なくても、後半の人が少ない時にゆっくり鑑賞することができる。 もちろん、最初の方の水面に近い部分でしか見れない生き物の生態や表情もあるので、わざわざ最初の方に見るのは意味がないとは思わない。人の多さによっては、後からもう一度見ることができる生物の展示はスキップするのもありかもしれない程度に考えてもらえれば。 また、全てが全てそういった構造になっているわけではなく、そういった展示の周辺にはやっぱり結構人がいた。でも最初の方の人混みに比べるとそんなに多くはないように感じた。

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印象に残っているのはやっぱり大水槽のジンベイザメだろう。関西ではここでしか見ることができないこともあって、人の多さはダントツだった。ただ、この水槽も例にもれず何度も見ることができる。できるけれど、見る角度によってジンベイザメに対する印象が都度変わってくるので何回見ても飽きない。

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子どもが一番興奮していたのは、エイなどに直接触ることができるふれあい広場。怖がって触ることはできなかったが、近くに来るのを見ているだけでも楽しかったようだ。そういう姿を見ると連れてきて良かったと思う。

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途中で水族館の中にあるMERMAIDというカフェで少し休憩した時間もいれて、海遊館の中にいたのは大体4時間半ぐらい。子どものペースに合わせて割とゆっくりと周ったので大人だけならもっと早いと思う。人が多かったのも最初の方だけで途中からは割とスムーズに見て回れたので十分満足することができた。

これが僕の人生2回目の海遊館。正直1回目のことは覚えていないけれど、今回のことはずっと覚えていると思う。