友人関係について ~社会人からの大学生活~

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社会人として大学に通っている、そんな話を知人にすると、「若い人たちの中に混じるのってきつくないか?」と聞かれることがあるので、今回は学校生活での交友関係について書いていこうと思う。 ちなみに結論は、大体なんとかなる、だ。

まず前提として、僕が通っていた大学には社会人のための入試枠がある。 僕の時は社会人枠で入学した学生の内40、50代が3分の1、残り3分の2が20代半ば~30代ぐらいの比率だったと思う。そのバックグラウンドはフリーターの人、昼間はフルタイムで働いている人、主婦の人、仕事を辞めて入学した人など様々だった。 僕の前の年は40~60代の割合の方が多かった印象なので、年度によってその比率は大きく変わる。といっても全体の中で社会人枠自体はそう多いものではなく、全部で15~20人ぐらいだろうか。

なので、年齢層自体は普通の大学より高めで、さらに僕の学年は同年代の社会人学生が多かったので、その点では入学当初から余裕があったことは確か。それでも最初は自分が場違いな場所にいるんじゃないかと感じることはあった。現役学生たちも自分たちと一回り以上年上のクラスメイトとどうつき合っていけばいいのか困ったと思う。 少し前までクラスの中には自分と同じ年齢の生徒だけで、年上の人といえば先生ぐらい。なのに大学に入った途端、その先生と同じ年齢の人がクラスメイトとして同じ教室に座っているのだ。年齢は違うが立場は同じといった環境をあまり経験していない彼らが戸惑うのも無理はない。 しかし、それも半年ほど過ぎるとお互い慣れてきて特に年齢を意識せずに話せるようになった。もしかしたら向こうは気を使っていたのかもしれないが、「今度飲みに行きましょうよ、奢ってくださいね。」ぐらいの軽口は言ってくるような間柄にはなることができた。結局一緒に飲みに行くことはなかったけど。

実際に経験してみて、結局のところ、普段新しい環境に飛び込むときと同様に最初だけ大変ですぐに慣れることが分かった。 というわけで、入学後の不安は時間が経てば何とかなるので、もし今大学や大学院で学び直すことを考えていて同じ様な不安を抱えている人はとりあえず挑戦してみた方がいい。