子どものピアノ練習用にKAWAIのCA48を購入しました
子どもの習い事ランキングでよく上位に入ることの多い習い事の一つが、『ピアノ』。うちの息子も例にもれず習っています。同じ習い事のスイミングには行きたくないとゴネることが多かったのですが、ピアノに関しては本人も楽しいみたいで一度も文句を言うことなく楽しく通っているようです。 そして、ピアノを習う上で、絶対に必要なのが自宅練習用のピアノです。一口にピアノといっても安価な電子ピアノから、それこそグランドピアノまでピンキリなので、音楽が全くわからない僕はどれを選べばいいか分かりません。なので色んな方からアドバイスを頂き、最終的に購入に至ったのがKAWAIのCA48でした。
買う時に調べたこと
ピアノ可の物件かどうか
僕は賃貸マンションに住んでいるので、最初に確認しないといけないことはマンションでピアノがOKかどうかです。契約書類を確認した結果、ピアノ・楽器等は”不可”になっていました。 ですが、電子ピアノの良いところは音量を調整できたり、ヘッドホンに使用によって音を出すことなく練習できることにあると思います。騒音には気をつけることで購入を許可してもらえないかと思い、不動産屋さんと大家さんに確認したところ、特に揉めることもなく普通に許可をもらえました。ピアノ・楽器不可の理由を確認したところ、ピアノの場合は電子ピアノではなく、グランドピアノなどの重量のあるものを対象として禁止されており、楽器に関しては音量調整できない楽器の演奏による騒音を考えての禁止となっていたようです。電子ピアノに関しては重量にも問題はないですし、音量に関してもテレビを見るのと同程度の音量であれば特に問題はないようでした。これで最初の難関はクリアです。
どのメーカーのものを購入するか
次に考えたのはどのメーカーの電子ピアノを購入するのかということです。有名なところではYAMAHA、KAWAI、Rolandなどでしょうか。ネットで見るとCASIOの電子ピアノも中々評価が良いようでした。このあたり、音楽の知識が全くない僕には全然分かりません。YAMAHAとKAWAIなら聞いたことがあるといった程度です。そのため、ピアノの先生、ピアノが弾ける知人、店員さんの意見なども参考にしました。以下に聞いた内容をざっとまとめてみました。
YAMAHA
- 大きなメーカーだけあってサポートもしっかりしている
- 音が出やすく、初心者でも扱いやすい
- よっぽど古い型でなかったら売る時も多少はマシな値段で売れる
KAWAI
- グランドピアノを意識した鍵盤の出来が良い
- 静音性に優れており、同居している家族への影響も少ない
Roland
- 電子楽器のメーカーなので電子ピアノの音作りはきれいで定評がある
- YAMAHAやKAWAIに比べるとコスパが良い
CASIO
- Rolandよりさらにコスパが良い
- 上位モデルには評価が高い機種もある
他にも色々と教えてもらったですが、うろ覚えな部分は省いています。
予算はどれぐらいか
上位モデルの方が、鍵盤も音も良いのは間違いないのですが、スペックと比例して値段も上がっていきます。しかし、高くて良いものを購入しても長く続けられるかどうかは分からないので、今回は入門用機種が多い20万円前後を上限に予算を設定しました。ネットで調べた所、この辺の価格帯だと、YAMAHAではClavinova CLP-645、KAWAIはCA58、RolandはHP603-A、CASIOならCELVIANO AP-700あたりが候補になりそうでした。その上でアドバイスを聞いてみたところ、
ピアノの先生
- 最初のピアノとしては十分で、これから先それで物足りなくなった時に買い替えを検討してみては
- 教室のピアノはYAMAHAだけど、それに捕らわれずに子どもが気に入ったものを選んでみてはどうか
ピアノを習っていた知人
- 自分はYAMAHAのピアノを持っているのでオススメするとしたらYAMAHA
- その価格帯であればどれを選んでもいいと思う
楽器屋の店員さん
- サポートなどの総合面でバランスが取れているのはYAMAHA
- KAWAIは鍵盤に定評があり、引く時の静音性も高いのでマンションであればKAWAIがオススメ
- Rolandはコスパが高いけれど、前面に各種ボタンが配置されているので弾く時に違和感を感じるかもしれません
という意見をいただきました。やはり入門用モデルにはそこまで大きな違いはなさそうです。これらのアドバイスを元に考えた結果、KAWAIのCA48を最初の電子ピアノとして選びました。
CA48に決めた理由
まず、KAWAIを選んだ理由ですが、決め手になったのはやはり定評のある鍵盤とその静粛性です。マンションなので静粛性があるのにこしたことはないですし、今は高くて音色が良いものを購入するより、ちゃんとした鍵盤に慣れさせることが大事なのではないかと考えたからです。もちろん、僕みたいな素人が触ってみたところで違いは分からないのですが、KAWAIは鍵盤の良さを前面に打ち出しているようなので大丈夫でしょう。 当初予定してはCA58ではなく、一つグレードを落としてCA48にしたのは、CA58とCA48は音色などは微妙に違うものの鍵盤の構造自体は同じだと聞いたからです。鍵盤のみに焦点を当てた場合、違いがないのであれば安い方のCA48を購入しておいて浮いた分の予算は買い換える時のために残しておこうと判断しました。グレードが上のCA78になると、鍵盤が少し長くなりまた違うようなのですが、その分価格も上がるのでやめました。 子どもがピアノを長く続けるとなったら、上位モデルかアップライトピアノ等への買い換えを検討しようと思います。
価格
今回はEDIONの実店舗で購入したのですが、丁度セールか入れ替えの時期だったのか通常価格よりも安くなっており、配送・設置費用込の14万5千円で買うことができました。当時の価格コムの最安値が16万円ほどだったので、かなりお得に買うことができたと思います。
同時に購入したもの
CA48には椅子が付属しているので今回同時に購入したものはありません。ただ、購入してから楽天で遮音マットだけ注文しました。それ以外に必要なものについてはおいおい調べていく予定です。