結局、行き着くところは普通のSARASA

f:id:nusoopy:20171012135919j:plain

この前、SARASA dryのインクが書き味も乾きやすさも最高だったという記事を書いた。

www.growgrove.com

それ以降、SARASA grandの軸にdryのインクを入れて愛用している。
grandの軸は普通のSARASAの軸よりも高級感があるのでビジネスシーンで使うのに丁度良く、価格も千円程度なので気軽に購入することができる。しかし、ペン軸の穴の大きさがペン先の太さよりもやや大きいので、書いているときにペン先の不安定さを感じることが多かった。
本当に微妙な差なので、少しメモを取る程度であれば気にならないと思う。
僕の場合、アイデアを出したり考え事をする時は頭の中に浮かんだものをひたすらノートに書くということをしているので、書く量も多い。考えている速度に書く速度が追い付かないので、少し字を間違えただけでもイライラしてしまうのだけれど、軸の不安定さがそのイライラに拍車をかけてくる。

何とかしようと思い、まず考えたのがSARASA dryのリフィルをgrand以外の軸で使うということ。
組み合わせ自体はインターネットで検索すれば結構ヒットするので、探すのはそんなに難しくはない。ただ、リフィルに互換性があるということと、隙間なくピッタリハマるというのは別の問題。 SARASA grandの時のように軸とペン先の間に隙間ができるようであれば意味がないが、そこまで細かくレビューしてくれているサイトを見つけるのは難しい。というか、同じメーカーが作っている軸ですら微妙に誤差があるのに、他社の軸にそこまで期待するのもどうなのだろう。
もう一つの選択肢として、SARASAの普通の軸をそのまま使うというものがある。grandと違い、こちらはペン先との間に隙間がないので書いていてぐらつきを感じることもない。ただ、デザインはどこにでもあるボールペンといった感じ。悪くはないけれど、書くモチベーションを上げれるようなデザインではないと思う。

見た目を取るか、使い勝手を取るか。

結局、いろいろ調べたところで軸が合うかどうかは実際に試してみないと分からないし、グダグダ悩むぐらいであれば普通のSARASA軸をそのまま使えばいい。
ということで、とりあえずはSARASA軸を使うことにした。そのまま使うといってもこの時点では持っていなかったので、近くの本屋に買いに行く。
そこで初めて知ったのだけれど、SARASAはかなり多くの色数がでているようだ。その数なんと46色、数が多すぎて目移りしてしまいそう。SARASA dryの軸がこれとは別であるのだけれど、デザイン的にはこっちの方が好みなのでリフィルを入れ替えて使うことにする。
そして、どの色にしようか迷っているときに見つけたのが「SARASA ヴィンテージ」。
形は普通のSARASAと同じなのだけれど色が透明でなく、渋めの色で塗りつぶされている。軸色は全部で

  • レッドブラック
  • ブラウングレー
  • グリーンブラック
  • ブルーグレー
  • ダークブルー

の5色。

この中でもダークブルーが僕の心を射止めた。インク色がブルーブラックというのも格好いい。
残念ながらドライリフィルに現状ブルーブラックの色はないので、黒色のドライリフィルに入れ替えて使用することになるが、ブルーブラックはgrand軸に入れて使うことにする。ちなみにこのブルーブラックのインク、ZEBRAが行った人気投票「SRS46カラフル総選挙」でも1位だったらしい。ということはブルーグレーのドライリフィルも発売されるかも。

1週間使用した感想

f:id:nusoopy:20171107001527j:plain
f:id:nusoopy:20171107001543j:plain
f:id:nusoopy:20171107001551j:plain

購入してから1週間ほど使ってみた。ペン先のぐらつきがないので、書いていてストレスを感じることはなくなった。というかやっぱり普通が一番使いやすい。
もし、使い勝手を取らずに見た目を撮ってデザインが良い軸に変えていたとしても、結局はここに落ち着いていたような気がする。